文献

J-GLOBAL ID：202202239679746209   整理番号：22A1066028

生物膜形成病原菌の根絶のためのコンビナトリアル抗菌療法のための金ナノクラスターベースナノ複合材料【JST・京大機械翻訳】

Gold nanocluster based nanocomposites for combinatorial antibacterial therapy for eradicating biofilm forming pathogens

著者 (5件)： Genji Srinivasulu Yuvasri (Department of Chemical and Biomolecular Engineering, National University of Singapore, Kent Ridge, Singapore 117585, Singapore. [e-mail]) ,  Mozhi Anbu ,  Goswami Nirmal ,  Yao Qiaofeng ,  Xie Jianping
資料名： Materials Chemistry Frontiers  (Materials Chemistry Frontiers)
巻： 6  号： 6  ページ： 689-706  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2466A  ISSN： 2052-1537  CODEN： MCFAC5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ材料ベースの抗菌光線力学療法(aPDT)は,薬剤耐性細菌バイオフィルムの根絶のための有望なアプローチである。しかし,一般的に使用されるナノ材料の固有の細胞毒性と活性酸素種(ROS)を生成するそれらの限られた容量は,PDTにおけるそれらの使用にとって大きな欠点のままである。本研究では,メルカプトプロピオン酸(Au_18(MPA)_14NC)で保護された非毒性で明確な抗菌性金ナノクラスター,およびキトサンポリマーマトリックス(ナノ複合材料がPpIX-Chito-Au_18として表示される)中の光増感剤,プロトポルフィリン(PpIX)を統合するナノ複合材料設計戦略を報告する。ナノ複合材料は,白色光照射で2倍高いROS生成能を示し,従って,それらの膜およびDNAを損傷することにより,グラム陽性およびグラム陰性病原体の両方を効果的に殺した。更に,共焦点レーザ走査顕微鏡(CLSM)データは,PpIX-Chito-Au_18ナノ複合材料(白色光照射)が,Au_18(MPA)_14NC単独またはナノ複合材料(暗条件下で)より,より良いバイオフィルム浸透と除去能力(S.aureusと緑膿菌バイオフィルムの両方)を有し,相乗的殺菌機構を介したコンビナトリアル治療の有効性を明らかにした。本研究は,金属NCを用いたコンビナトリアル抗菌療法の重要性の理解を深め,薬剤耐性病原体が関係する様々な分野でそれらを探索する機会を提供する。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 浸透 ,  殺菌 ,  DNA【核酸】 ,  抗細菌作用 ,  薬物耐性 ,  緑膿菌 ,  白色光 ,  病原体 ,  細胞毒性 ,  *生物膜 ,  光増感剤 ,  ナノ材料
準シソーラス用語： *バイオフィルム形成 ,  *抗菌薬療法 ,  *金ナノクラスタ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 生物膜形成 ,  病原菌 ,  抗菌療法 ,  金ナノクラスター ,  ナノ複合材料