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J-GLOBAL ID:202202239788871715   整理番号:22A1024084

静脈空気塞栓症はブタにおいて対応するC5活性化なしに補体C3を活性化し,血栓炎症を誘発する【JST・京大機械翻訳】

Venous Air Embolism Activates Complement C3 Without Corresponding C5 Activation and Trigger Thromboinflammation in Pigs
著者 (23件):
資料名:
巻: 13  ページ: 839632  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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導入:空気塞栓症は侵襲的医療手技を複雑にする。バブルは,ヒト全血においてin vitroで補体C3媒介サイトカイン放出,凝固および血小板活性化を誘発する。これらの知見がin vivoで検証されていないので,著者らは血栓炎症に対するブタにおける空気塞栓の影響を調べることを目的とした。【方法】45のランドレースブタ,平均17kg(範囲8.5-30)は,300または360分(n=29)のために静脈内空気注入を受けて,見せかけ(n=14)として役立った。14匹のブタは,例えば感染または持続性の卵円孔によって除外された。血液を白血球(WBC),補体活性化(C3aおよび末端C5b-9補体複合体[TCC]),サイトカインおよびトロンビン-抗トロンビン(TAT)を含む止血パラメーターを,免疫アッセイおよび回転血栓弾性測定(ROTEM)を用いて分析した。肺組織は,qPCRと免疫アッセイを用いて補体とサイトカインを分析した。結果を,四分位範囲を有する中央値として提示した。結果:空気注入を受けた24匹のブタにおいて,WBCは17×109/L(10~24)から28(16~42)に増加した(p<0.001)。C3aは21ng/mL(15-46)から67(39-84)に増加したが(p<0.001),TCCは中程度に増加した(p=0.02)。TATは35μg/mL(28~42)から51(38~89)(p=0.002)に増加した。ROTEMは最初の120分の間に変化した:Clotting時間は613秒(531~677)から538(399~620)(p=0.006)に減少し,凝血形成時間は161秒(122~195)から124(83~162)(p=0.02)に減少し,α角度は62度(57~68)から68(62~74)(p=0.02)に増加した。偽の動物と比較して空気を投与されたブタからの肺では,C3aは34ng/mL(14~50)対4.1(2.4~5.7)(p<0.001)であったが,TCCは0.3CAU/mL(0.2~0.3)対0.2(0.1~0.2)(p=0.02)であった。偽の動物と比較して空気を受けているブタにおける肺サイトカインは,IL-1β302pg/mL(190-437)対107(66-120),IL-6644pg/mL(358-1094)対25(23-30),IL-8203pg/mL(81~377)対21(20-35),およびTNF113pg/mL(96-147)対16(13-22)(すべてのp<0.001)であった。偽の動物と比較して,空気を受けたブタからの肺組織におけるサイトカインmRNAは,IL-1βで12倍,IL-6で121倍,IL-8で17倍(すべてのp<0.001)増加した。結論:ブタにおける静脈空気塞栓症は,C3依存性機構と一致して,対応するC5活性化なしでC3を活性化し,血栓炎症を誘発した。C3-阻害はこの応答を軽減するための治療アプローチであるかもしれない。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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医用素材  ,  免疫反応一般  ,  細胞生理一般  ,  抗原・抗体・補体の生化学 
引用文献 (43件):
  • Brull SJ, Prielipp RC. Vascular Air Embolism: A Silent Hazard to Patient Safety. J Crit Care (2017) 42:255-63. doi: doi: 10.1016/j.jcrc.2017.08.010
  • Fromer IR, Horvath B, Prielipp RC, Kloesel B. Vascular Air Emboli During the Perioperative Period. Curr Anesthesiol Rep (2020) 10:436-48. doi: doi: 10.1007/s40140-020-00407-4
  • Mirski MA, Lele AV, Fitzsimmons L, Toung TJK. Diagnosis and Treatment of Vascular Air Embolism. Anesthesiology (2007) 106:164-77. doi: doi: 10.1097/00000542-200701000-00026
  • Lambrechts K, Pontier J-M, Mazur A, Buzzacott P, Morin J, Wang Q, et al. Effect of Decompression-Induced Bubble Formation on Highly Trained Divers Microvascular Function. Physiol Rep (2013) 1:10. doi: doi: 10.1002/phy2.142
  • Oppenheimer MJ, Durant TM, Lynch P. Body Position in Relation to Venous Air Embolism and the Associated Cardiovascular-Respiratory Changes. Am J Med Sci (1953) 225:362-73. doi: doi: 10.1097/00000441-195304000-00003
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