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J-GLOBAL ID:202202239881536044   整理番号:22A3122235

脳小血管疾患に起因する軽度認知障害からの健忘性軽度認知障害の識別に有用なForceps minorの平均拡散率【JST・京大機械翻訳】

The mean diffusivity of forceps minor is useful to distinguish amnestic mild cognitive impairment from mild cognitive impairment caused by cerebral small vessel disease
著者 (9件):
資料名:
巻: 16  ページ: 1010076  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7072A  ISSN: 1662-5161  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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目的:近年,軽度認知障害(MCI)に関するより微細な粒子同定を行うことは,特にMCIの病因診断が明らかになってきた。それにもかかわらず,MCIの病因診断のための新しい方法は現在不十分である。本研究の目的は,脳小血管疾患(CSVD)に起因する健忘性軽度認知障害(a-MCI)とMCIに対する弁別的測定を確立することであった。材料と方法:合計20人の正常対照(NC),33人のa-MCI患者,および25人のCSVD-MCI患者が,拡散テンソルイメージング(DTI)による磁気共鳴画像走査と同様に,全体的認知機能と5つの認知領域に関する包括的神経心理学的評価を実施した。20の主要白質計量の分数異方性と平均拡散率を含む拡散パラメータをROIベース分析により得た。神経心理学的試験および拡散測定を比較し,2つのMCIサブグループに対する最良の微分指標を同定するために,バイナリロジスティック回帰を用いた。識別力を,受信者動作特性分析によって計算した。結果:健忘性軽度認知障害群は記憶と言語機能において有意な障害を示したが,CSVD-MCI群は記憶,言語,注意および実行機能のマルチ認知ドメインにおいて対照よりも多くの欠損を明らかにした。a-MCIと比較して,CSVD-MCIは実行機能において有意に機能不全であった。CSVD-MCI群は,広範な白質領域を通して,分数異方性を減少させ,平均拡散値を増加させた。CSVD-MCIは,a-MCI群と比較して,前視床放射, force子主力, force子の軽度および右下縦束において,より重度の損傷を示した。有意な神経心理学的試験は,バイナリーロジスティック回帰モデルで見出されなかったが,DTIマーカーは神経心理学的試験よりも高い識別力を示した。ストループテストエラーは,中程度の電位(AUC=0.747;感度=76.0%;特異度=63.6%;P=0.001;95%CI:0.617~0.87)を有し,そして, force子マイナーの平均拡散率値は,各MCIサブタイプを識別する最高の予測力を示した(AUC=0.815;感度=88.0%;特異度=72.7%;P<0.001;95%CI:0.698~0.932)。結論: force子の平均拡散率は,a-MCIとCSVD-MCIを区別する最適な指標として役立つ可能性がある。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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神経系の診断 
引用文献 (45件):
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