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J-GLOBAL ID:202202239941433282   整理番号:22A0451961

モノテルペノイド,リナロールによるChromobacterium violaceumにおけるcviI/Rベースクオラムセンシング関連毒性因子の増殖期特異的調節【JST・京大機械翻訳】

Growth-phase specific regulation of cviI/R based quorum sensing associated virulence factors in Chromobacterium violaceum by linalool, a monoterpenoid
著者 (2件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 23  発行年: 2022年 
JST資料番号: W5024A  ISSN: 1573-0972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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細菌におけるクオラムセンシング(QS)依存性遺伝子調節は,細胞密度依存性機能の同期において重要な役割を担っている。Chromobacterium violaceum QS依存性cviI/R調節遺伝子は成長の中間または後期指数期に活性化される。しかし,成長の異なる相での遺伝子調節に対するQS阻害剤の役割には十分な証拠が不足している。したがって,著者らは,バイオセンサ,成長速度論および遺伝子発現研究を行うことによって,C.violaceumにおける成長の異なる段階におけるQS媒介遺伝子調節に及ぼす天然モノテルペノイドであるリナロールの役割を報告する。in vitroおよびin vivo研究を,HEK-293 T細胞株およびCaenorhabditis elegansモデルを用いて,それぞれ毒性および感染を減少させるリナロールの役割を確立するために行った。C_6-HSLによるC.violaceum CV026を対照として用いた。結果は,リナロールがQS阻害剤であり,ビオラセイン阻害に対して63μg/mLの推定IC_50を示した。この濃度で,化合物からの0.14の細胞密度差(デルタOD_600)が観察され,クオラム濃度を示した。cviI/Rの発現は,中間対数期(ΔΨ18h)で開始し,対照で36hで最大に達したが,処理では,全ての時点で有意にダウンレギュレートした。ビオラセイン生合成遺伝子vioA,vioC,vioD及びvioEの発現はリナロールによりダウンレギュレートされた。リナロールによる感染研究は,感染コントロールと比較して,HEK-293T細胞株およびC.elegansにおいてより高い生存率を示した。まとめると,本研究は,リナロールが,成長の初期相でcviI/Rダウンレギュレーションを通して細胞密度を制御することによってQSの減弱が可能なQS阻害剤であり,従って,感染を制御するためのその適用の範囲を提供することを証明した。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature B.V. 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物生理一般  ,  遺伝子発現 

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