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J-GLOBAL ID:202202240047622384   整理番号:22A0470125

2011年の事故後の福島第一原子力発電所から3つの距離でのハエ類(ハエ目イエバエ科クロバエ科)における放射性セシウムの汚染と移動

Radiocesium contaminations and transfer in cyclorrhaphous flies (Diptera: Muscidae, Calliphoridae) at three distances from the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant after the 2011 accident
著者 (6件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 81-91  発行年: 2022年02月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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福島第一原子力発電所から3つの距離(11km,14km,25km)で,双翅類(イエバエ科とクロバエ科)の放射性セシウムの汚染について調査した。11kmポイントでの糞食性のMusca hervei Villeneuveと死肉食性のChrysomyia pinuis(Walker)の成虫における134+137Csの濃度は,14kmポイントよりそれぞれ3倍と2.8~4倍高かった。2014~2016年までの3年間を通してC.pinuis成虫の134+137Csの濃度は最大6886Bq kg-1であり,M.herveiより著しく高かった。飼育実験において汚染していないNeomyia cornicina(Fabricius)とLucilia caesar Linnaeusの卵を,放射性セシウムで汚染された牛糞および肉試料(ウシとニホンザル)に接種した。2つの汚染レベルの糞試料から飼育したN.cornicinaの蛹の134+137Cs濃度は,それぞれ217±4.9Bq kg-1と597±22Bq kg-1であり,2つの汚染レベルのサルの肉試料から飼育したL.caesarの蛹の濃度は,それぞれ55±4.3Bq kg-1と390±55Bq kg-1であった。ウシの糞と肉に関して,蛹から発生した成虫内の134+137Cs濃度は,蛹中の134+137Csの大部分が双翅目ハエ類の変態中に成虫に移動することを示唆している。Copyright The Author(s) under exclusive licence to The Japanese Society of Applied Entomology and Zoology 2021 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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環境の汚染及び防止  ,  その他の汚染原因物質 

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