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J-GLOBAL ID:202202240071465928   整理番号:22A1023689

細胞傷害性Tリンパ球活性化シグナルは細胞骨格動力学と機械的力発生を調節する【JST・京大機械翻訳】

Cytotoxic T Lymphocyte Activation Signals Modulate Cytoskeletal Dynamics and Mechanical Force Generation
著者 (12件):
資料名:
巻: 13  ページ: 779888  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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細胞毒性Tリンパ球(CTLs)は感染細胞を殺すことにより適応免疫応答に不可欠な役割を果たす。樹状細胞のような抗原提示細胞(APC)は,CTL表面上のT細胞受容体への病原性ペプチドおよび完全な活性化に必要な共刺激シグナルを示す。活性化CTLsは,CTL-標的接触で標的細胞死を誘発する酵素を含む溶解顆粒を分泌し,免疫シナプス(IS)としても知られている。アクチンおよび微小管細胞骨格は,CTL標的の殺傷において機器である。Lytic顆粒は微小管に沿ってISに輸送され,そこで顆粒分泌はアクチン枯渇と回復により促進される。さらに,アクトミオシン収縮性はISでの機械的力運動を仲介することにより標的細胞死を促進する。最近の研究は,インターロイキン-12(IL-12)のようなAPCsにより産生される炎症性サイトカインがCTL活性化の3番目のシグナルとして作用し,CTL増殖とエフェクター機能を増強することを示した。しかし,このような増強エフェクター機能を仲介する生物物理学的機構は不明である。CTL活性化,IL-12の3番目のシグナルは,ISでの細胞骨格動力学と力運動を調節し,CTLエフェクター機能を強力にする仮説を立てた。ここでは,ペプチド-MHCおよび共刺激単独(2つのシグナル)の存在下で活性化したマウス初代CTLsのISにおけるアクトミオシンおよび微小管動力学を研究するために,生細胞全内部反射蛍光(TIRF)顕微鏡を用い,さらにIL-12(3シグナル)を用いた。3つのシグナル活性化CTLsは,2つのシグナル活性化CTLと比較して,アクチンフロー,ミオシン動態および微小管増殖速度を変化させた。さらに,三シグナル活性化CTLsにおける溶解顆粒は,2シグナル活性化CTLsよりもクラスター化が少なく,速度が低いことを示した。最後に,牽引力顕微鏡を用いて,3つのシグナル活性化CTLsが2つのシグナル活性化CTLより大きな牽引力を発揮することを示した。著者らの結果は,IL-12存在下でのCTLの活性化が細胞骨格の差次的調節をもたらし,それによってCTLの標的への機械的応答を増強することを示した。これは,第3のシグナルがCTL応答を強化することができる潜在的物理的機構を示す。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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生体防御と免疫系一般 
引用文献 (104件):
  • Curtsinger JM, Schmidt CS, Mondino A, Lins DC, Kedl RM, Jenkins MK, et al. Inflammatory Cytokines Provide a Third Signal for Activation of Naive CD4+ and CD8+ T Cells. J Immunol (1999) 162:3256-62.
  • Curtsinger JM, Johnson CM, Mescher MF. CD8 T Cell Clonal Expansion and Development of Effector Function Require Prolonged Exposure to Antigen, Costimulation, and Signal 3 Cytokine. J Immunol (2003) 171:5165-71. doi: doi: 10.4049/jimmunol.171.10.5165
  • Curtsinger JM, Lins DC, Johnson CM, Mescher MF. Signal 3 Tolerant CD8 T Cells Degranulate in Response to Antigen But Lack Granzyme B to Mediate Cytolysis. J Immunol (2005) 175:4392-9. doi: doi: 10.4049/jimmunol.175.7.4392
  • Agarwal P, Raghavan A, Nandiwada SL, Curtsinger JM, Bohjanen PR, Mueller DL, et al. Gene Regulation and Chromatin Remodeling by IL-12 and Type I IFN in Programming for CD8 T Cell Effector Function and Memory. J Immunol (2009) 183:1695-704. doi: doi: 10.4049/jimmunol.0900592
  • Curtsinger JM, Gerner MY, Lins DC, Mescher MF. Signal 3 Availability Limits the CD8 T Cell Response to a Solid Tumor. J Immunol (2007) 178:6752-60. doi: doi: 10.4049/jimmunol.178.11.6752
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