抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では深層強化学習を用いてサッカータスクのディフェンスにおける協調行動の獲得を目指す.その中で特にカリキュラム学習を利用する.カリキュラム学習は段階的に学習を行う手法であり,難しいタスクの学習に利用される.カリキュラムの設計によって協調行動が獲得できると考え協調行動に対する直接的な報酬は与えずに獲得を試みた.最終的にオフェンス1体,ディフェンス2体の環境で実験を行い,カリキュラム学習を用いた場合が用いなかった場合よりも高い報酬を獲得し,効率的に学習が進んだ.しかし協調行動の獲得は進まなかった.このことからカリキュラム学習がサッカータスクのディフェンスの効率的な学習には有効であるが,協調行動の獲得には協調行動に対する直接的な報酬が必要であることがわかった.(著者抄録)