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J-GLOBAL ID:202202240674748035   整理番号:22A0429766

脂質二重層におけるHIV融合蛋白質gp41のコレステロール仲介クラスタ化【JST・京大機械翻訳】

Cholesterol-Mediated Clustering of the HIV Fusion Protein gp41 in Lipid Bilayers
著者 (7件):
資料名:
巻: 434  号:ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト免疫不全ウイルス(HIV-1)のエンベロープ糖蛋白質(Env)はウイルス膜表面にクラスター化して標的細胞に付着し,HIV-1感染に対する膜融合を引き起こすことが知られている。しかし,Envクラスタ化を駆動する分子構造機構は不透明のままである。ここでは,固体NMR分光法および分子動力学(MD)シミュレーションを用い,Envの融合蛋白質成分であるgp41の膜近位外部領域(MPER)および膜貫通ドメイン(TMD)のナノメートルスケールクラスター化を検討した。混合フッ素化ペプチドの19F固体NMR実験を用いて,MPER-TMD三量体がコレステロール含有膜において交差指型MPERヘリックスを有するクラスタを形成することを示した。2nm以内の空間接触を示す三量体19F-19F交差ピークはコレステロールに富むウイルス模倣膜で観察されるが,コレステロールフリーモデル膜では抑制される。2D1H-19F相関スペクトルにおける水-ペプチド及び脂質-ペプチド交差ピークは,MPERがモデルホスホコリン膜に良好に埋め込まれているが,ウイルス模倣膜の表面に曝露されることを示した。これらの実験結果は,粗粒および原子論的分子動力学シミュレーションで再現され,gp41クラスタ化に対するコレステロールの影響は,MPER配向の間接的調節によると思われる。MPER-TMDのヘリックス-ターン-ヘリックス領域へのコレステロール結合は膜表面とのMPERの平行配向を引き起こし,従って隣接三量体のMPERを互いに相互作用させてクラスタ化を引き起こす。これらの固体NMRデータと分子動力学シミュレーションは,MPERとコレステロールがウイルス-細胞膜融合の間のgp41三量体のクラスタ化を協同的に支配することを示唆する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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ウイルスの生化学  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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