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J-GLOBAL ID：202202240678234065   整理番号：22A1028314

一次および二次噴火過程を明らかにするためのMazama(オレゴン州,オレゴン)の7.7ka Cleetwood噴火の噴火源パラメータと高分解能粒度分布の利用【JST・京大機械翻訳】

Using Eruption Source Parameters and High-Resolution Grain-Size Distributions of the 7.7 ka Cleetwood Eruption of Mount Mazama (Oregon, United States) to Reveal Primary and Secondary Eruptive Processes

著者 (2件)： Wiejaczka Joshua (Department of Earth Sciences, University of Oregon, Eugene, OR, United States) ,  Giachetti Thomas (Department of Earth Sciences, University of Oregon, Eugene, OR, United States)
資料名： Frontiers in Earth Science (Web)  (Frontiers in Earth Science (Web))
巻： 10  ページ： 853021  発行年： 2022年 
JST資料番号： U7066A  ISSN： 2296-6463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リアルタイム火山灰分散予測およびその後のテフラハザード評価の数値シミュレーションは,プルーム高さ,噴出体積,質量噴火速度,および火山から大気へ排出される粒子の全粒-Sze分布(TGSD)のようなフィールド導出Epus発生源パラメータ(ESP)に依存する。ここでは,カルデラ形成噴火直前のMount Mazamaの~7.7ka Cleetwood噴火に対するESPを計算した。また,レーザ回折を動的画像解析と組み合わせることにより,広範囲の粒子サイズ(0.00035~35mm)にわたって個々の試料の高分解能の粒度分布(GSDs)を生成する新しい方法を紹介した。詳細な野外分析は,Cleetwoodの噴火シーケンスを一連の3つの明確で連続したVEI4噴火:フェーズ1(~0.26km3),フェーズ2(~0.98km3)およびフェーズ3(~0.20km3)に分割することを可能にする。フェーズ2は19kmのプルーム高さと~3.1×107kgs-1の平均質量排出速度で最も強かった。そのTGSDは,他の類似の噴火のようにフラクタル次元D3.1を与える。本研究で生成した12の高分解能GSDsは,約0.125と~0.510mmのべき乗則関係から傾斜の2つの系統的破壊を示した。傾斜におけるこれらの破断は,それぞれD1=2.5±0.2,D2=0.5±0.1,およびD3=3.6±1.1のフラクタル次元とべき乗則関係によって適合できるS1(<0.125mm),S2(0.125~0.510mm),およびS3(>0.510mm)の3つのセグメントを生成した。ESPと詳細な成分とともに,様々な場所におけるD値はマグマ破砕とテフラ輸送への洞察を与える。D1値は粒径中央値と正相関し,急速減圧マグマフラグメンテーション実験で見出された値に類似していることを見出した。D1値はマグマフラグメンテーションの一次生成物のサイズ分布を反映し,従って,フラグメンテーションにおけるポテンシャルエネルギーを推論するために使用できると推測した。D_2の比較的低い値を,粒子ラフティングによる高密度成分の増加に解釈した。本研究は,分散軸上のいくつかの位置における高分解能GSDの比較が,一次および二次噴火プロセスをさらに制約し,テフラハザード評価および分散予測の改善に重要であることを示した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： シミュレーション ,  *粒度分布 ,  マグマ ,  火山砕屑物 ,  火山 ,  火山灰 ,  *噴火活動 ,  フラグメンテーション ,  プルーム ,  *パラメータ ,  動画像 ,  フラクタル次元 ,  *高分解能
準シソーラス用語： 数値シミュレーション ,  べき乗則 ,  発生源 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： マグマ破砕 ,  テフラの分散 ,  粒度分布 ,  噴火源パラメータ ,  フラクタル次元 ,  爆発性火山活動

分類 (2件)： 地球熱学,火山物理学  (DC03070D) ,  火山地質学一般  (DE07070L)

引用文献 (87件)：

• AlfanoF., BonadonnaC., VolentikA. C. M., ConnorC. B., WattS. F. L., PyleD. M., et al (2011). Tephra Stratigraphy and Eruptive Volume of the May, 2008, Chaitén Eruption, Chile. Bull. Volcanol 73 (5), 613-630. doi: 10.1007/s00445-010-0428-x
• AlfanoF., BonadonnaC., WattS., ConnorC., VolentikA., PyleD. M. (2016). Reconstruction of Total Grain Size Distribution of the Climactic Phase of a Long-Lasting Eruption: the Example of the 2008-2013 Chaitén Eruption. Bull. Volcanology 78 (7), 1-21. doi: 10.1007/s00445-016-1040-5
• BaconC. R. (1983). Eruptive History of Mount Mazama and Crater Lake Caldera, Cascade Range, U.S.A. J. Volcanology Geothermal Res. 18 (1-4), 57-115. doi: 10.1016/0377-0273(83)90004-5
• BaconC. R., GardnerJ. V., MayerL. A., BuktenicaM. W., DartnellP., RamseyD. W., et al (2002). Morphology, Volcanism, and Mass Wasting in Crater Lake, Oregon. Bull. Geol. Soc. America 114 (6), 675-692. doi: 10.1130/0016-7606(2002)114<0675:mvamwi>2.0.co;2
• BaconC. R., LanphereM. A. (2006). Eruptive History and Geochronology of Mount Mazama and the Crater Lake Region, Oregon. Geol. Soc. America Bull. 118 (11-12), 1331-1359. doi: 10.1130/B25906.1

タイトルに関連する用語 (7件)： 噴火 ,  過程 ,  オレゴン州 ,  オレゴン ,  パラメータ ,  高分解能 ,  粒度分布