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J-GLOBAL ID：202202240877801717   整理番号：22A0327161

粘土と砂とのブライン中のn-ペンタンとn-ヘプタン不溶性アスファルテンの相互作用【JST・京大機械翻訳】

Interaction of n-pentane and n-heptane insoluble asphaltenes in brine with clay and sand

著者 (3件)： Demir A. Birkan (West Virginia University, USA) ,  Bilgesu H. Ilkin (West Virginia University, USA) ,  Hascakir Berna (Texas A&M University, USA)
資料名： Journal of Petroleum Science and Engineering  (Journal of Petroleum Science and Engineering)
巻： 209  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0412A  ISSN： 0920-4105  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 不安定化アスファルテンはアスファルテン沈殿のような重大な流動保証問題を引き起こす。本研究では,5種類の原油試料のアスファルテンの安定性に対する粘土と塩分の影響を調べた。最初に,5つの原油のn-ペンタンとn-ヘプタン不溶性画分を,水,塩水,および多孔質媒体との相互作用の後,顕微鏡下で調査した。多孔質媒質を粘土,砂あるいは砂-粘土混合物で調製した。0.2%と4%濃度の一価(NaCl)と二価(CaCl_2)塩を用いてブライン溶液を調製した。アスファルテン-水およびアスファルテン-ブラインブレンドについて,いくつかの系統的顕微鏡解析を行った。n-ペンタンとn-ヘプタンアスファルテンクラスタの両方が,より小さな片で水相中に分散していることを観察した。アスファルテンクラスターのこの分散は,水相でレース状構造を形成する。これらの分散アスファルテンクラスタ内のボイド空間は水滴をトラップする。この相互作用はアスファルテンと水の両方の極性の性質によるものである。系統的解析において,一般的傾向は,水とアスファルテンクラスタ間の極性引力が,特にアスファルテン画分中にナトリウムを含有するいくつかの油試料に対して,溶解ナトリウムと塩素イオンの存在下で妨害されることを示した。この現象はアスファルテン-ブライン溶液中のブリッジ状形成で観察された。これは,アスファルテンが荷電表面を持ち,アスファルテンクラスタの表面とブライン溶液中の溶解イオンの間の反発力がアスファルテンクラスタを整列させ,ブライン溶液中で線を形成することを示した。多孔質媒体中の粘土の存在は水-アスファルテンまたはブライン-アスファルテン相互作用を低下させ,アスファルテン-粘土混合物の大きなチャンクをもたらした。著者らの研究は,アスファルテンが塩水,および貯留層微粒子と相互作用することを示した。これらの相互作用を理解することは,アスファルテン沈殿や油中水エマルション形成のような多くの流れ保証問題を緩和するのを助けるかもしれない。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： イオン ,  *相互作用 ,  溶解 ,  *ブライン ,  原油 ,  ナトリウム ,  沈殿 ,  *粘土 ,  乳濁液 ,  塩化ナトリウム ,  *アスファルテン ,  塩分 ,  媒質 ,  クラスタ ,  水相

著者キーワード (3件)： アスファルテン ,  粘土 ,  塩

分類 (1件)： 油層工学  (UA10030G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 粘土 ,  砂 ,  ブライン ,  n-ペンタン ,  n-ヘプタン ,  不溶性 ,  アスファルテン ,  相互作用