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J-GLOBAL ID：202202241066720688   整理番号：22A1077146

建設業における環境技術の最新動向 1)処分場施設の自然共生技術 公共関与産業廃棄物管理型最終処分場「エコアくまもと」への『ホタルが棲むビオトープ』の適用

著者 (4件)： 大野貴子 (鹿島建設) ,  林文慶 (鹿島建設) ,  中村華子 (鹿島建設) ,  越川義功 (鹿島建設)
資料名： 環境浄化技術  (Environmental Solution Technology)
巻： 21  号： 3  ページ： 11-15  発行年： 2022年05月01日 
JST資料番号： L4697A  ISSN： 1347-9970  CODEN： KJGAAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・SDGsの目標達成等も求められ,廃棄物処理施設の役割は拡大中であるが,当初から自然共生機能を求められていた「エコアくまもと(エコア)」における表題ビオトープの構築・運用を紹介。
・エコアの親水地区へのビオトープ建設は里山環境の創造であり,そのためにホタル幼虫とカワニナの生息しやすい環境,上陸・蛹化に適した土壌,羽化・飛翔に適した植生の配置を設計。
・遺伝子汚染が生じないようにホタル・カワニナ飼育増殖装置を開発し,更に環境DNAを用いて,捕獲が困難なホタル幼虫の生息状況を把握。
・本ビオトープ竣工後毎年ホタルの飛翔が確認され,更に希少種昆虫に加えて鳥類の観察数等も増加傾向にあり,野鳥の餌場になったと推定。

シソーラス用語： *共生 ,  *最終処分場 ,  熊本県 ,  ホタル科 ,  中腹足類 ,  環境保全
準シソーラス用語： カワニナ ,  ホタル ,  *管理型処分場 ,  産業廃棄物処理施設 ,  *自然共生 ,  里山保全

分類 (2件)： 自然保護  (SB06000L) ,  ごみ処理  (SC05030O)

タイトルに関連する用語 (10件)： 建設業 ,  環境技術 ,  最新動向 ,  処分場 ,  施設 ,  自然共生 ,  産業廃棄物 ,  最終処分場 ,  ホタル ,  ビオトープ