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J-GLOBAL ID:202202241070706918   整理番号:22A1024033

原発性シェーグレン症候群患者におけるBAFF遺伝子の遺伝的変異と疲労リスク【JST・京大機械翻訳】

Genetic Variants of the BAFF Gene and Risk of Fatigue Among Patients With Primary Sjogren’s Syndrome
著者 (11件):
資料名:
巻: 13  ページ: 836824  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景/目的:原発性シェーグレン症候群(SS)は,重要な調節因子として作用するB細胞活性化因子(BAFF)によるBリンパ球過活動を特徴とする。BAFF遺伝子の一塩基多型(SNP)は,一次SSを含む高疲労レベルを特徴とするいくつかの自己免疫疾患の病因に関係している。著者らは,一次SS患者のBAFF SNPと疲労状態の間の潜在的関連を調査することを目的とした。方法:疲労状態は,199人の連続した一次SS患者(Greekコホート)で,慢性Illess therapy-Fatigue(FACIT-F)尺度の機能評価を用い評価した。臨床的,組織学的,検査室,心理測定および人格データも収集した。すべての患者の末梢血から抽出したDNAは,PCRによって5つのBAFF SNP(rs9514827,rs1041569,rs9514828,rs1224141,rs12583006)の存在のための評価を受けた。著者らの所見を確認するために,62の原発性SS患者(Dutchコホート)の独立した複製コホートを実装した。最後に,52の多発性硬化症(MS)患者を,疾患対照(MSコホート)として使用した。疲労レベルとの関連におけるBAFF SNPの分析は,オンラインプラットフォームSNPStatsとSHEsisとSPSS26とグラフPad Pris 8.00ソフトウェアによって実行した。結果:rs9514828BAFF多型のTT遺伝子型は,非疲労(14.1%対33.3%)と比較してギリシャコホートの疲労一次SS患者で有意に少なかった。優勢および過剰モデルにおける対応するORs[95%CI]は,それぞれ0.33[0.15~0.72],p=0.003および0.42[0.23~0.78],p=0.005であった。単変量分析(OR[95%CI]:0.3[0.1-0.9],p=0.026)における疲労に寄与する変数の調整後,関連性は有意であった。したがって,オランダコホートでは,TT rs9514828BAFF遺伝子型を有する患者の間で,それらのCC対応物と比較して,より低い精神疲労の傾向があった(それぞれ4.1±2.4対6.0±2.2,p=0.06)。rs9514828BAFF SNPは,MSコホートにおける疲労と有意に関連しなかった。結論:著者らは,これらの患者の間で疲労発生の尤度を低下させるrs9514828TT遺伝子型による遺伝的メークアップと原発性SS関連疲労の間の新しい関連を報告する。これらの知見は多施設研究での検証を必要とする。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  原因不明の疾患・その他の疾患一般 
引用文献 (86件):
  • Mavragani CP, Moutsopoulos HM. The Geoepidemiology of Sjogren's Syndrome. Autoimmun Rev (2010) 9(5):A305-10. doi: doi: 10.1016/j.autrev.2009.11.004
  • Mavragani CP, Moutsopoulos NM, Moutsopoulos HM. The Management of Sjogren's Syndrome. Nat Clin Pract Rheumatol (2006) 2(5):252-61. doi: doi: 10.1038/ncprheum0165
  • Mengshoel AM, Norheim KB, Omdal R. Primary Sjogren's Syndrome: Fatigue Is an Ever-Present, Fluctuating, and Uncontrollable Lack of Energy. Arthritis Care Res (Hoboken) (2014) 66(8):1227-32. doi: doi: 10.1002/acr.22263
  • Hackett KL, Newton JL, Frith J, Elliott C, Lendrem D, Foggo H, et al. Impaired Functional Status in Primary Sjogren's Syndrome. Arthritis Care Res (Hoboken) (2012) 64(11):1760-4. doi: doi: 10.1002/acr.21738
  • Seror R, Ravaud P, Mariette X, Bootsma H, Theander E, Hansen A, et al. EULAR Sjogren's Syndrome Patient Reported Index (ESSPRI): Development of a Consensus Patient Index for Primary Sjogren's Syndrome. Ann Rheum Dis (2011) 70(6):968-72. doi: doi: 10.1136/ard.2010.143743
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