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J-GLOBAL ID:202202241157453063   整理番号:22A1179031

創傷感染へのPseudomonas aeruginosaエキソ多糖類PelおよびPslの寄与【JST・京大機械翻訳】

Contribution of Pseudomonas aeruginosa Exopolysaccharides Pel and Psl to Wound Infections
著者 (8件):
資料名:
巻: 12  ページ: 835754  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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バイオフィルムは,ほとんどの慢性細菌感染の原因である。多糖類,蛋白質,eDNA,脂質および他の分子を含む細胞外物質で作られるバイオフィルムマトリックス内の生活は,抗菌剤および宿主免疫応答からの微生物保護を提供する。エキソ多糖類は,細菌バイオフィルムの主要な構造成分であり,表面への接着,他のバイオフィルム関連細胞とのコヒーレンス,機械的安定性,乾燥に対する防御,酵素の結合,および栄養獲得と貯蔵,ならびに抗微生物薬,宿主免疫細胞と分子,および環境ストレッサーに対する防御を含む,生物膜形成と持続性の多くの側面に重要であると考えられている。しかし,バイオフィルム感染の病因に対する特異的エキソ多糖類タイプの寄与はよく理解されていない。本研究では,生物膜形成Pseudomonas aeruginosaにより産生される2つの主なエキソ多糖類の欠如がマウスモデルにおける創傷感染に影響するかどうかを検討した。エキソ多糖類Pelおよび/またはPslを産生しないP.aeruginosa変異体を用いて,創傷感染の重症度が肉眼的に影響されないことを観察した。創傷の細菌負荷と創傷閉鎖率は不変であった。しかし,PelとPslが産生されないとき,創傷組織におけるバイオフィルム凝集体のサイズと空間分布は有意に異なった,そして,抗生物質治療を生き残る突然変異体の能力も損なわれた。まとめると,著者らのデータは,PelとPslの産生がマウス創傷感染におけるP.aeruginosaの病因に影響しないようであるが,それらはin vivoでの細菌持続性に対して重要な意味を持つかもしれないことを示唆する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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微生物生理一般  ,  微生物感染の生理と病原性 
引用文献 (53件):
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  • Borlee B. R., Goldman A. D., Murakami K., Samudrala R., Wozniak D. J., Parsek M. R. (2010). Pseudomonas Aeruginosa Uses a Cyclic-Di-GMP-Regulated Adhesin to Reinforce the Biofilm Extracellular Matrix. Mol. Microbiol. 75, 827-842. doi: doi: 10.1111/j.1365-2958.2009.06991.x
  • Brown R. L., Greenhalgh D. G. (1997). Mouse Models to Study Wound Closure and Topical Treatment of Infected Wounds in Healing-Impaired and Normal Healing Hosts. Wound Repair Regener. 5, 198-204. doi: doi: 10.1046/j.1524-475X.1997.50213.x
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