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J-GLOBAL ID:202202241474366209   整理番号:22A1119279

慢性血栓塞栓性肺高血圧症における左室拡張機能障害【JST・京大機械翻訳】

Left Ventricular Diastolic Dysfunction in Chronic Thromboembolic Pulmonary Hypertension
著者 (9件):
資料名:
巻: 41  号: 4 S  ページ: S26-S27  発行年: 2022年 
JST資料番号: W3128A  ISSN: 1053-2498  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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左室(LV)弛緩の障害は,肺高血圧症(PH)の外科的治療後の死亡率の増加と関連する。慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)のブタモデルにおけるLV拡張機能障害の病態生理を記述することを試みた。LV拡張機能障害の可逆性を,肺内膜切除術(PEA)後のCTEPH患者で検討した。CTEPHは,左肺動脈(PA)の結紮により,2か月齢大白子ブタ(PH群,n=6)で誘発し,続いて,強い組織接着剤(N-アセチルシアノアクリレート)を用い,5週間,右下葉の毎週塞栓形成を行った。これらの動物を偽手術動物(対照,n=6)と比較した。LV拡張機能は,心エコー検査とコンダクタンスカテーテル測定を用いて評価した。LV線維症を,心筋組織の赤シリウス染色を用いて6週間で調査した。LV拡張機能の心エコー測定を,PEAの前後に102人の患者で遡及的に分析した。平均PA圧力は,対照(28.5[28.0;34.2]対14.0[12.5;14.0]mmHg,p<0.01)と比較して,PH動物において6週間でより高かった。拡張末期LV圧を,PH群(21.9[18.1;22.7]対12.2[11.7;13.8]mmHg,p=0.013)で観察し,曲線適合定数(c)とLV充填の最大率(dV/dt_max)は,それぞれ49%(p=0.03)と74%(p=0.014)であった。剛性定数sはドップラーイメージング指数E/Aと強く相関した(r=-0.94,p=0.015)。平均LV線維症スコアは,6週のPH群で有意に高かった(5.11±0.89%対3.29±1.14%,p<0.01)。LV充填パターンの術前障害は,CTEPH患者(E/A=0.81±0.32;E/E’=6.42±2.84)で顕著であり,PEAの7日後に有意に改善した(+30%,p<0.001)。6か月において,E/A比は有意に高かった(0.91[0.75;1.20]対0.76[0.66;0.94],p=0.05)が,平均肺血管抵抗(7.3±3.1WU対3.8±1.5WU,p<0.001)の有意な低下にもかかわらず,異常なままであった。障害した心筋剛性は,CTEPHのブタレットモデルでLV線維症と関係した。軽度のLV拡張機能障害は,PEA後のRV圧負荷の有意な低下にもかかわらず,CTEPH患者において6か月で観察された。心筋線維症は持続性異常LV弛緩の原因である可能性がある。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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循環系疾患の治療一般  ,  循環系疾患の外科療法 
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