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J-GLOBAL ID：202202241583042049   整理番号：22A0316868

ペリレンビスイミドラジカルアニオンおよびジアニオンの置換基依存吸収および蛍光特性【JST・京大機械翻訳】

Substituent-dependent absorption and fluorescence properties of perylene bisimide radical anions and dianions

著者 (6件)： Renner Rebecca (Universitaet Wuerzburg, Institut fuer Organische Chemie, Am Hubland, 97074 Wuerzburg, Germany. [e-mail]) ,  Stolte Matthias ,  Heitmueller Julia ,  Brixner Tobias ,  Lambert Christoph ,  Wuerthner Frank
資料名： Materials Horizons  (Materials Horizons)
巻： 9  号： 1  ページ： 350-359  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2467A  ISSN： 2051-6355  CODEN： MHAOAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ペリレン-3,4:9,10-ビス(ジカルボキシミド)(PBI)は,最も重要な機能性染料と有機半導体の間でランクするが,最近,それらのラジカルアニオンとジアニオンが様々な応用に対して興味を引いている。ここでは,発色団コアに結合した異なる湾置換基を有する5つのPBIアニオンとジアニオンの機能的特性(レドックス,吸収,発光)を系統的に解明した。サイクリックボルタンメトリー測定は,電子吸引性シアノから電子供与性フェノキシ基への置換基が,それぞれ-7.07eVから-6.05eVと-5.01eVから-4.05eVの範囲のHOMOとLUMO準位に関係する酸化と還元電位に及ぼす影響を明らかにした。分光電気化学研究は,ラジカルアニオンに対してNIRスペクトル範囲(750-1400nm)において顕著な数の強い吸収バンドを明らかにし,一方,ジアニオン種は中性色素に対するそれらと類似のスペクトルによって特性化されるが,しかし,深色的にシフトし,約100000M-1cm-1のモル吸光係数の増加を伴う。遷移双極子モーメントの増加は最大56%であり,ほとんどの電子不足テトラシアノテトラクロロPBIのほぼシアニン様赤方偏移(300nm)吸収スペクトルを伴った。中性PBIの顕著な蛍光特性はラジカルアニオンに対して失われるが,特注のフローセル分光電気化学セットアップを用いることにより,ジアニオンに対して最大18%の量子収率を有するかなりの近赤外(NIR)蛍光が明らかになった。時間依存密度汎関数理論計算は,吸収バンドをそれぞれの電子遷移に帰属するのに役立つ。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *蛍光 ,  発光 ,  有機半導体 ,  染料 ,  色素 ,  酸化還元反応 ,  *イミド ,  発色団 ,  近赤外線 ,  *アニオン ,  LUMO ,  サイクリックボルタンメトリー ,  *アニオンラジカル ,  芳香族縮合炭化水素
準シソーラス用語： *ジアニオン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C) ,  有機化合物のルミネセンス  (BM08094A)

物質索引 (1件)： ペリレン

タイトルに関連する用語 (3件)： ジアニオン ,  置換基 ,  蛍光特性