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J-GLOBAL ID:202202241748676749   整理番号:22A1030145

アレルギー性鼻炎におけるIL-4/IL-13Axis:血清サイトカインレベルの上昇と密着結合分子発現との関連【JST・京大機械翻訳】

IL-4/IL-13 Axis in Allergic Rhinitis: Elevated Serum Cytokines Levels and Inverse Association With Tight Junction Molecules Expression
著者 (7件):
資料名:
巻:ページ: 819772  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7081A  ISSN: 2296-889X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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IL-4/IL-13軸はアレルギー性鼻炎(AR)の病因に関与する。本研究では,AR患者におけるIL-4,IL-5,IL-6およびIL-13の血清サイトカイン濃度,およびAR患者の鼻上皮細胞における受容体(IL4R,IL5RA,IL6RおよびIL13RA1)の転写レベルを非アレルギー対照と比較した。非アレルギー対照(n=30)とAR患者(n=30)の鼻上皮細胞と血液サンプルを採取し,それぞれmRNA発現と血清サイトカインレベルを調べた。AR患者(n=12)と健常対照者(n=6)の遺伝子発現プロファイリング(GEP)データセット(GSE44037)において,タイトジャンクション(TJ)とJAK/STATシグナル伝達遺伝子とのIL-4/IL-13受容体ヘテロ二量体会合のバイオインフォマティクス解析を行った。血清IL-4,IL-5,IL-6またはIL-13レベルおよびIL13RA1転写物発現は,非アレルギー対照と比較し,AR患者で有意に高かった。IL-4とIL-13血清レベルはAR患者におけるIL13RA1発現と正相関したが,非アレルギー対照では相関しなかった。GEPデータセット(GSE44037)において,6つのTJ(CLDN4,CLDN7,CLDN12,CLDN15,TJP1,およびTJP2)遺伝子発現は,それぞれ,AR患者におけるIL-4Rα/IL-13Rα1ヘテロ二量体受容体発現および対照サンプルではなく,負相関した。これらの6つのTJ遺伝子は,タイトジャンクション遺伝子オントロジー(GO ID:0070160)の有意な濃縮に寄与した。最後に,STATs DNA結合モチーフ分析は,これらのTJ遺伝子の各々がイントロンと遺伝子間領域内でSTAT結合コンセンサス配列を含むことを示した。著者らの結果は,IL-4/IL-13血清サイトカインレベルの増加がAR患者の鼻上皮におけるIL-4Rα/IL-13Rα1ヘテロ二量体受容体を介したTJ発現の減少に寄与することを示唆する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  免疫反応一般 
引用文献 (56件):
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  • Bezerra BarrosG. C., Paiva FerreiraL. K. D., FerreiraL. A. M. P., Mozzini MonteiroT., AlvesA. F., PereiraR. d. A., et al (2020). 4-Carvomenthenol Ameliorates the Murine Combined Allergic Rhinitis and Asthma Syndrome by Inhibiting IL-13 and Mucus Production via p38MAPK/NF-κB Signaling Pathway axis. Int. Immunopharmacology 88, 106938. doi: 10.1016/j.intimp.2020.106938
  • BiJ., HuY., PengZ., LiuH., FuY. (2018). Changes and Correlations of Serum Interleukins, Adhesion Molecules and Soluble E-Selectin in Children with Allergic Rhinitis and Asthma. Pak J. Med. Sci. 34, 1288-1292. doi: 10.12669/pjms.345.15334
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