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J-GLOBAL ID:202202242114579909   整理番号:22A1066770

コルナによるシワと画像の前処理を用いた個人識別

Personal Identification Using Wrinkles by Corna and Image Preprocessing
著者 (6件):
資料名:
巻: 2022  号: DPS-190  ページ: Vol.2022-DPS-190,No.49,1-5 (WEB ONLY)  発行年: 2022年03月03日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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現在,多くの場所で導入されている生体認証には,指紋,顔,虹彩などが使用されている.しかし,これらの生体情報は常時表出しているため,第三者によって同意なしに利用されてしまう危険性がある.既存研究として,額に意図的に表出させたシワを用いて個人認証を行ったものはあるが,額のシワを認証に用いるには手軽さに欠ける.そこで我々は,左手をコルナと呼ばれる形に変形させた状態で撮影を行い,肌色検出と閾値処理を行ってシワを抽出した画像をCNNで分類にかけるという手法を提案し,評価を行った.評価の結果,98.5%を超える高い精度で被験者の識別に成功した.一方で,約0.30%の確率で本人になりすました他者の受け入れを許してしまった.本人確認に提案手法を用いることは有効であるが,撮影方法や画像の前処理でのさらなる工夫が必要になると考えられる.(著者抄録)
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分類 (1件):
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引用文献 (5件):
  • 猪熊洸希,村尾和哉:意図的に表出させた額のシワを用いた個人識別手法の提案利用統計を見る,情報処理学会研究報告,Vol.2021-UBI-72, No.48, pp.1-5, (2021).
  • 佐藤公則,大野敬弘,鹿嶋雅之,渡邊睦:手の形状を利用した非接触型セキュリティキー入力システムの開発,画像電子学会誌,Vol.38, No.5, pp.686-693, (2009).
  • 森谷元樹,斉藤文彦:モルフォロジー解析を用いた非接触手形画像認証システム,電気学会論文誌C,Vol.124, No.2, pp.473-479, (2004).
  • 寺田賢治,大和宏,大恵俊一郎:ペンの握り方画像を用いた本人認証,画像電子学会誌,Vol.31, No.5, pp.857-863, (2002).
  • 馬場博久,福元伸也,鹿嶋雅之,佐藤公則,渡邊睦:握りこぶしの3次元情報を利用した個人認証システムの提案,情報処理学会,火の国情報シンポジウム 2018,B4-3, (2018).
タイトルに関連する用語 (1件):
タイトルに関連する用語
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