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J-GLOBAL ID:202202242284156885   整理番号:22A0551350

CD155/TIGITシグナル伝達は結腸直腸癌におけるNF-κB経路による腫瘍浸潤CD8+T細胞のエフェクター機能を調節する【JST・京大機械翻訳】

CD155/TIGIT signaling regulates the effector function of tumor-infiltrating CD8+ T cell by NF-κB pathway in colorectal cancer
著者 (5件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 154-163  発行年: 2022年 
JST資料番号: W2642A  ISSN: 0815-9319  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:CD155/T細胞免疫グロブリンとITIMドメイン(TIGIT)は,いくつかの癌における抗癌免疫を抑制したが,結腸直腸癌(CRC)におけるその役割は明らかでなかった。ここでは,CRCにおけるその役割を検討した。【方法】TIGITと分泌サイトカイン(IL-2,TNF-α,およびIFNγ)を発現するCD8+T細胞の割合を,フローサイトメトリーによって評価した。CD155の発現レベルをウェスタンブロットと免疫組織化学で測定した。サイトカインのレベルは,酵素結合免疫吸着検定で測定した。核因子-κB(NF-κB)経路の活性化をウェスタンブロットと免疫蛍光アッセイによって調べた。結果:T細胞免疫グロブリンとITIMドメインは,CRC患者とマウスのCD8+T細胞で過剰発現した。CD155は,マウスCRC組織と細胞で過剰発現した。CD155組換蛋白質の添加は,サイトカインを分泌するCD8+T細胞の割合を減少させることができた。TIGITの遮断はサイトカイン分泌CD8+T細胞の割合を増加させることができた。CD155ノックダウンCRC細胞との共培養は,サイトカインを分泌するCD8+T細胞のパーセンテージを上方制御することができた。TIGITの遮断はCD155のノックダウンの影響を部分的に打ち消した。さらに,CD155ノックダウンCRC細胞との共培養は,サイトカインの分泌を促進し,NF-κB経路を活性化し,p65の核移行を増強した。そして,これらの効果はNF-κB阻害剤の適用によって打ち消された。最後に,TIGITの遮断は,腫瘍成長の抑制,サイトカイン分泌CD8+T細胞の割合の増加およびNF-κBシグナリング経路の活性化のような抗癌作用を示した。結論:CD155/TIGITの抑制はCRCに対して抗癌作用を発揮し,著者らの知見はCRCを治療するための潜在的治療アプローチを提供した。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫よう免疫  ,  消化器の腫よう 

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