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J-GLOBAL ID：202202242428295265   整理番号：22A3059424

面的方向集中砕波下の渦及び流れ構造

VORTICES AND FLOW STRUCTURES UNDER PLANAR FOCUSING WAVE BREAKERS

著者 (3件)： 渡部靖憲 (北海道大学 工学研究院) ,  藤澤蓮 (北海道大学大学院工学院) ,  猿渡亜由未 (北海道大学大学院 工学研究院)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 78  号： 2  ページ： I_37-I_42(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,広域方向から面的集中する波浪の伝播と発生する短波峰砕波の数値解析を行い,長波峰砕波との比較を通して,砕波過程,特に渦及び乱流構造,時間平均流の波峰長依存性を議論するものである.一定海底勾配の下,浅水変形を伴いながら面的集中する砕波過程および生成される渦構造の波浪周期及び交差角依存性が明らかになった.長波峰砕波で確認されている交互交代渦度が現れる肋骨渦構造が面的集中砕波下にも形成されるとが明らかになった.波浪集中が発生する場において,波の進行方向に対して一定間隔の波高の振動が観察されたため,時空間スペクトル解析によりその原因について議論した.(著者抄録)

シソーラス用語： *砕波 ,  *流れ構造 ,  *渦 ,  スペクトル解析 ,  波浪 ,  指向性 ,  数値解析
準シソーラス用語： 渦構造 ,  波峰

著者キーワード (3件)： planar wave focusing ,  crest length ,  wave breaking

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  波浪,潮流  (DC06040R)

引用文献 (4件)：

• 1) Melville, W. K. and Matusov, P. : Distribution of breaking waves at the ocean surface, Nature, Vol. 417, pp. 58-63, 2002.
• 2) Goda, Y. : Directional wave spectrum and its engineering applications, Advances in Coastal and Ocean Engineering, Vol. 3, World Scientific, pp. 66-71, 1997.
• 3) Watanabe, Y., Saeki, H., Hosking, R.J. : Theree-dimensional vortex structures under breaking waves, Journal of Fluid Mechanics, Vol. 545, pp. 291-328, 2005.
• 4) Watanabe, Y., Saruwatari, A., Ingram, D.M. : Free-surface flows under impacting droplets, Journal of Computational Physics, Vol. 227, pp. 2344-2365, 2008.

タイトルに関連する用語 (3件)： 砕波 ,  渦 ,  流れ構造