抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スクラムジェットエンジンは次世代超音速輸送用の推進システムにとって好ましい。日本では,ラムジェットエンジン試験施設がスクラムジェットエンジンの開発に使用されている。通常,地上試験施設で高温高圧ガスを達成するため酸素と水素を混合し,ノズル上流のプレナムチャンバーで燃焼した。酸素/水素燃焼は流れの固有乱流を誘起するので飛行実験には含まなかった。主流乱れがスクラムジェット燃焼器における主流空気と燃料の混合にどのように影響するかは不明であった。したがって,超音速流への噴流混合に及ぼす主流空気乱れの影響を実験的に研究した。主流乱れは,風洞ノズルの出口に設置した乱流格子を用いて発生した。超音速ジェット場および主流乱れを,PLIF(平面レーザ誘起蛍光)によって可視化した。さらに,PLIF信号からの注入モル分率を評価した。噴流混合が主流乱れによって増強されることを見出した。(翻訳著者抄録)