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J-GLOBAL ID:202202242806562330   整理番号:22A1180597

喘息成人患者における胸膜膿胸のリスク: 全国後向きコホート研究【JST・京大機械翻訳】

Risk of Pleural Empyema in Adult Patients With Asthma: A Nationwide Retrospective Cohort Study
著者 (11件):
資料名:
巻:ページ: 851573  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7079A  ISSN: 2296-858X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:呼吸器系感染は喘息の個人の間で一般的に発生する。しかし,喘息患者が胸膜膿胸発症のリスクが高いかどうかは不明である。方法:これは台湾の国立健康保険研究データベースからのデータに基づく後向きコホート研究である。喘息コホートは,2000年から2012年まで新たに診断された成人個体48,360人から成った。比較コホートは,喘息を持たない同じ数の成人で構成され,年齢,性別,共存症,および診断の年に対して整合した。胸膜膿胸の発症を2013年まで追跡した。結果:胸膜膿胸発生率は,比較コホートと比較して喘息コホートで2.03倍高かった(8.65対4.25/10000人/年),調整ハザード比(HR)は2.12[95%信頼区間(CI)=1.76~2.56]であった。年齢,性別,共存症およびコルチコステロイド使用による層別分析は,喘息と関連する胸膜膿胸の粗および調整HRが全て有意であることを明らかにした。喘息患者の中で,胸膜膿胸のリスクは,年間喘息関連救急室訪問と入院の頻度の増加(≧1対<1,aHR=8.07,95%CI=4.31~15.1とaHR=9.31,95%CI=5.56~15.6)で上昇した。結論:喘息の成人患者において,喘息のない患者より,胸膜膿胸発生のリスク増加が観察された。更に,胸膜膿胸のリスクは,喘息の悪いコントロールにより増加する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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臨床腫よう学一般  ,  疫学  ,  呼吸器の腫よう  ,  感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (24件):
  • Borish L, Culp JA. Asthma: a syndrome composed of heterogeneous diseases. Ann Allergy Asthma Immunol. (2008) 101:1-8. doi: 10.1016/S1081-1206(10)60826-5
  • Menzies-Gow A, McBrien CN, Baker JR, Donnelly LE, Cohen RT. Update in asthma and airway inflammation 2018. Am J Respir Crit Care Med. (2019) 200:14-9. doi: 10.1164/rccm.201902-0321UP
  • Stanescu S, Kirby SE, Thomas M, Yardley L, Ainsworth B. A systematic review of psychological, physical health factors, and quality of life in adult asthma. NPJ Prim Care Respir Med. (2019) 29:37. doi: 10.1038/s41533-019-0149-3
  • Tracy MC, Mathew R. Complicated pneumonia: current concepts and state of the art. Curr Opin Pediatr. (2018) 30:384-92. doi: 10.1097/MOP.0000000000000619
  • Zaidi SR, Blakey JD. Why are people with asthma susceptible to pneumonia? a review of factors related to upper airway bacteria. Respirology. (2019) 24:423-30. doi: 10.1111/resp.13528
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