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J-GLOBAL ID：202202243127289288   整理番号：22A0367200

平成28年熊本地震後の降雨による土砂災害発生状況と土砂災害危険度判定

SEDIMENT DISASTERS AND ASSESSMENT OF THEIR OCCURRENCE PROBABILITY TO RAINFALL AFTER THE 2016 KUMAMOTO EARTHQUAKES

著者 (5件)： 五十嵐孝浩 (パシフィックコンサルタンツ株式会社 防災危機管理部) ,  竹林洋史 (京都大学 防災研究所) ,  浜田裕貴 (株式会社ラピュール) ,  田中安理沙 (パシフィックコンサルタンツ株式会社 防災危機管理部) ,  上村雄介 (パシフィックコンサルタンツ株式会社 防災危機管理部)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 76  号： 2  ページ： I_871-I_876(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成28年熊本地震後の降雨(4月降雨と6月降雨)による土砂災害を対象に土砂災害雨量指数を算定,土砂災害発生地点の発生時刻前後の土砂災害雨量指数が基準値(閾値)未満であることを確認した.基準値を引き下げることによる土砂災害発生箇所数の変化を整理し,判定範囲内に含まれる引き下げ後の判定ランクごとの発生箇所数の変化から,土砂災害危険情報サービスとして,土砂災害発生前に土砂災害危険度判定による通知が可能となり,かつ空振りの増大を抑制できる最適な基準値の引き下げ率を検討した.(著者抄録)

シソーラス用語： 大地震 ,  *土砂災害 ,  *降雨 ,  *リスク分析 ,  指数 ,  地滑り
準シソーラス用語： 危険度判定 ,  熊本地震

著者キーワード (5件)： Landslide ,  Debris flow ,  Self-evacuation ,  Application software ,  XRAIN: eXtended RAdar Information Network

分類 (2件)： 一般,砂防工学  (RC12010B) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (16件)：

• 1) 平成28年熊本地震に係る土砂災害緊急調査団:平成28年熊本地震による土砂災害に関する緊急調査報告書,p. 77,公益社団法人砂防学会,2016.
• 2) 野村康裕,岡本敦,倉本和正,池田寛:土砂災害警戒情報の地震後暫定基準の妥当性に関する検討,平成25年度砂防学会研究発表会 No. 62,p. B-190.
• 3) 気象庁:警報・注意報発表基準一覧表,https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kijun/index.html(参照2020-06-29)
• 4) 五十嵐孝浩,竹林洋史,浜田裕貴,的場萌実,飛岡啓之,澤田悦史,平川了治,上村雄介:“生命の危険からの自発的回避”のための土砂災害危険情報サービスの構築,土木学会論文集 B1(水工学) Vol. 72, No. 4, I_1285-I_1290, 2016.
• 5) 五十嵐孝浩,竹林洋史,浜田裕貴,的場萌実,飛岡啓之,澤田悦史,平川了治,上村雄介:土砂災害危険情報サービスによる判定結果と土砂災害発生実績の比較検討,土木学会論文集 B1(水工学) Vol. 73, No. 4, I_1363-I_1368, 2017.

タイトルに関連する用語 (5件)： 平成28年熊本地震 ,  降雨 ,  土砂災害 ,  状況 ,  危険度