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J-GLOBAL ID：202202243503220692   整理番号：22A1011739

Adaptive TFM(ATFM)法を用いた溶接余盛上における超音波探傷法の適用検討

著者 (2件)： 川崎拓 (IHI検査計測 研究開発セ) ,  川崎拓 (IHIインフラ建設)
資料名： IIC Review  (IIC Review)
号： 67  ページ： 28-36  発行年： 2022年04月 
JST資料番号： L4997A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・凹凸を有する面の超音波探傷ではフレキシブルウェッジを適用しているが,探傷走査ごとに接触子と試験体表面の距離・角度が変化。
・この課題を解決するため,新たな超音波波形処理技術であるFMC/TFM法を用いたAdaptive TFM(ATFM)法が提案。
・本稿では,ATFM法の概要,水浸探傷試験を用いたATFM法の基礎的な特性調査(母材EDMノッチを用いた特性調査,余盛上からのノッチ検出性確認),接触式ATFM法の検討について紹介。
・水浸探傷法を用いた基礎的な検証試験により表面が平面でない試験体に対するATFM法の有効性を確認し,接触子を余盛中心から母材側にわずかにずらすことにより,きず検出が可能なことを確認。

シソーラス用語： *溶接部 ,  *余盛 ,  *超音波探傷 ,  粗面 ,  接触器 ,  溶接欠陥 ,  波形解析 ,  切欠き ,  感度 ,  検出限界
準シソーラス用語： 超音波探傷法 ,  凹凸表面 ,  ATFM法 ,  接触子 ,  波形分析 ,  TFM法 ,  画像化 ,  ノッチ ,  検出性能

分類 (2件)： 非破壊試験  (HB02030F) ,  溶接欠陥  (WC07130P)

引用文献 (5件)：

• 畠中宏明、長沼隼人、菅井孝郎、荒川敬弘、 柳原有紗、野瀬裕之、田上稔:高 Cr 鋼溶接部クリープ損傷評価の信頼性向上に関する検討、IIC REVIEW、No.47、2012/04、pp.25-30
• 船戸一寛、芝田三郎:新 UT(PhasedArray 法、 TOFD 法)技術の実機適用状況、IIC REVEIW、 No.41、2009/04、pp.17-23
• 引地達矢、梶ヶ谷一郎、齋藤規子、中川博勝、 塩田佳紀:フェーズドアレイ法を用いた高クロム鋼溶接部の余寿命検査技術、IIC REVIEW、 No.57、2017/04、pp.12-17
• M. Karaman, P.-C. Li, and M. O’Donnell: Synthetic aperture imaging for small scale systems,IEEE Transactions on Ultrasonic, Ferroelectrics and Frequency Control, Vol.42、 No.3, 1995, pp.429-442
• A. J. Hunter, B. W. Drinkwater and P. D. Wilcox: The wavenumber algorithm for full-matrix imaging using an ultrasonic array, IEEE Transactions on Ultrasonic, Ferroelectrics and Frequency Control,55(11), 2008, pp.2450-2462

タイトルに関連する用語 (5件)： TFM ,  法 ,  溶接 ,  余盛 ,  超音波探傷法