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J-GLOBAL ID：202202243593343864   整理番号：22A0323251

逆浸透による安定化尿濃縮:安定化法及び前処理は栄養素回収,フラックス及びスケーリングにどのように影響するか?【JST・京大機械翻訳】

Concentrating stabilized urine with reverse osmosis: How does stabilization method and pre-treatment affect nutrient recovery, flux, and scaling?

著者 (2件)： Courtney Caitlin (Civil Engineering Department & Future Water Institute, University of Cape Town, Cape Town 7700, South Africa) ,  Randall Dyllon G. (Civil Engineering Department & Future Water Institute, University of Cape Town, Cape Town 7700, South Africa)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 209  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトの尿は肥料として使用できるが,高い含水量(97%)のため,濃度は輸送を経済的に実行可能にするために必要とされる。逆浸透(RO)はエネルギー効率の良い濃度法として同定されている。さらに,発生源分離尿からの窒素回収を最大化するために,尿素加水分解を防ぐために酸または塩基で安定化する必要がある。しかし,安定化の方法は下流ROプロセスに影響を与えるであろう。水酸化カルシウムは,ヒト尿の塩基安定化法としてしばしば用いられるが,過剰なカルシウムおよびその後の膜スケーリングを除去する前処理を必要とする。本研究では,空気バブリング,NaHCO_3添加,およびNH_4HCO_3添加のような3つの前処理方法を研究した。各方法は,スケーリング電位を上手く低減でき,空気バブリングは,濃度中に最高の栄養素回収をもたらすので,最も効果的な方法であり,いかなる化学物質の添加も必要としなかった。次に,空気バブリング前処理による塩基安定化をクエン酸で安定化した尿と比較した。酸安定化尿は,より高い窒素回収率(7.6%高い)を有した。しかし,固体は実際の酸性化尿中に生成し,濃度の間に膜表面に褐色有機化合物を形成した。結晶は,尿酸二水和物として同定され,褐色有機ファウリングは,空気バブリング前処理によるベース安定化尿と比較して,透過流束の有意な減少をもたらした。60%の水回収で,尿素の85.5%とカリウムの99.2%がブライン流中で回収され,リンの99.9%以上が分離固体リン酸カルシウム肥料として回収された。栄養回収は酸安定化でより高かったが,この安定化法で起きた膜汚損は,空気バブリング前処理による塩基安定化が好ましい処理オプションであったことを意味した。酸安定化尿は代わりに蒸発プロセスを用いて濃縮される。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 蒸発 ,  ブライン ,  肥料 ,  *濃縮 ,  カリウム ,  カルシウム ,  窒素 ,  *リン ,  加水分解 ,  *逆浸透 ,  *栄養素 ,  *尿 ,  ヒト ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： ファウリング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 空気バブリング ,  酸性化 ,  肥料 ,  リン ,  発生源分離 ,  汚損

分類 (2件)： し尿処理  (SC05020D) ,  資源回収利用  (SC05060V)

物質索引 (1件)： 尿素

タイトルに関連する用語 (8件)： 浸透 ,  安定化 ,  尿 ,  濃縮 ,  安定化法 ,  栄養素 ,  フラックス ,  スケーリング