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J-GLOBAL ID:202202243705118082   整理番号:22A0326277

ZFP36はNOX4-DRP1経路の阻害を介して酸素-グルコース欠乏/再酸素化誘発ミトコンドリア断片化とニューロンアポトーシスから保護する【JST・京大機械翻訳】

ZFP36 protects against oxygen-glucose deprivation/reoxygenation-induced mitochondrial fragmentation and neuronal apoptosis through inhibiting NOX4-DRP1 pathway
著者 (7件):
資料名:
巻: 179  ページ: 57-67  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0090A  ISSN: 0361-9230  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミトコンドリア動態の不均衡は,脳虚血/再灌流(I/R)損傷の病因において重要な役割を果たす。亜鉛フィンガー蛋白質36(ZFP36)は神経保護効果を持つことが報告されているが,ZFP36が脳I/R損傷時の神経生存の調節に関与するかどうかは不明である。本研究では,ZFP36の転写および翻訳レベルが,酸素-グルコース欠乏/再酸素化(OGD/R)処理後の不死化海馬HT22神経細胞において増加することを見出した。ZFP36遺伝子サイレンシングは,OGD/R誘導ダイナミン関連蛋白質1(DRP1)活性,ミトコンドリア断片化,酸化ストレスおよびニューロンアポトーシスを悪化させたが,ZFP36過剰発現は反対の効果を示した。さらに,NADPHオキシダーゼ4(NOX4)がOGD/Rによりアップレギュレートされ,NOX4阻害がOGD/R誘導DRP1活性,ミトコンドリア断片化およびニューロンアポトーシスを著しく減弱することを見出した。さらなる研究により,ZFP36はNOX43′非翻訳領域(3′-UTR)におけるAUリッチ要素(AREs)への結合により直接NOX4 mRNAを標的化し,NOX4発現を阻害することを示した。まとめると,著者らのデータは,ZFP36がNOX4媒介DRP1活性化と過剰なミトコンドリア分裂を阻害することによりOGD/R誘導神経損傷から保護することを示す。過剰なミトコンドリア分裂を抑制するZFP36の薬理学的標的化は,脳I/R損傷の治療において新しい治療戦略を提供する可能性がある。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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