文献

J-GLOBAL ID：202202243714679316   整理番号：22A0223525

乱流境界層における平均プロファイルからの壁せん断応力を決定する方法【JST・京大機械翻訳】

A method to determine wall shear stress from mean profiles in turbulent boundary layers

著者 (2件)： Kumar Praveen (Department of Aerospace Engineering and Mechanics, University of Minnesota, Minneapolis, Minnesota, USA) ,  Mahesh Krishnan (Department of Aerospace Engineering and Mechanics, University of Minnesota, Minneapolis, Minnesota, USA)
資料名： Experiments in Fluids  (Experiments in Fluids)
巻： 63  号： 1  ページ： 6  発行年： 2022年 
JST資料番号： H0884A  ISSN： 0723-4864  CODEN： EXFLDU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 乱流境界層(TBL)における壁せん断応力の直接測定は挑戦的であり,従って平均プロファイル測定から間接的に決定する必要がある。最も一般的な方法は,内層内の対数則または全TBLに対する多くの調整定数を有する複合速度プロファイルのいずれかを満たす平均流れ方向速度を仮定し,その両方は内層から信頼できるデータを必要とする。粗さと圧力勾配の存在は,ほとんどの既存の方法が失敗するか,あるいは重要な修正を必要とする付加的合併症をもたらす。近壁データを必要とせずに,測定した平均プロファイルからゼロ圧力勾配TBLにおける壁せん断応力を決定する新しい方法を提案した。この方法はKumarとMahesh(Phys Rev Fluids 6:024603,2021)の応力モデルに基づいており,ゼロ圧力勾配TBLにおける平均応力と壁法線速度の正確なモデルを開発した。提案方法は,TBLの20と[数式:原文を参照]の間,および境界層厚さと形状因子の推定で,外部層における平均流れ方向速度と平均せん断応力の単一点測定を必要とする。この方法は,修正なしで壁粗さを扱うことができ,平滑および粗壁ゼロ圧力勾配TBLの両方に対して,Reynolds数の範囲にわたり,[数式:原文を参照]内への摩擦速度を予測することを示した。圧力勾配効果を含めるために,KumarとMahesh(Phys Rev Fluids 6:024603,2021)の仕事を再検討し,圧力勾配TBLにおける平均応力と壁法線速度の両方に対する新しいモデルを導き,次に,プロファイルデータから壁せん断応力を得る方法の定式化に用いた。全体として,提案した方法は種々の圧力勾配TBLに対してロバストで正確であることを示した。グラフ抽象;Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *境界層 ,  *乱流境界層 ,  形状因子 ,  平均応力 ,  Reynolds数 ,  圧力勾配 ,  *剪断応力 ,  対数 ,  定式化 ,  ロバスト性 ,  合併症
準シソーラス用語： *壁剪断応力 ,  直接測定 ,  摩擦速度 ,  速度プロファイル , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 層流,乱流,境界層  (BC02030C) ,  流体の実験・試験・測定方法及び装置  (BC01020K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 乱流境界層 ,  平均 ,  プロファイル ,  壁せん断応力