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J-GLOBAL ID:202202244071393396   整理番号:22A0178799

バニリンとバニリン酸のOH/NO_3開始大気酸化の機構と速度論に関する理論的研究【JST・京大機械翻訳】

Theoretical investigation on the mechanisms and kinetics of OH/NO3-initiated atmospheric oxidation of vanillin and vanillic acid
著者 (5件):
資料名:
巻: 288  号: P2  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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バニリンとバニリン酸は,バイオマス燃焼によって発生する2種類のリグニン熱分解生成物である。OH/NO_3ラジカルによって開始されたバニリンとバニリン酸の気相酸化機構を,M06-2X/6-311+G(3df,2p)//M06-2X/6-311+G(d,p)レベルで密度汎関数理論(DFT)を用いて研究した。OH/NO_3ラジカルによるバニリンとバニリン酸の初期反応は,OH/NO_3添加とH原子引抜の2つのパターンに分割できる。OHラジカルと反応したバニリンでは,OH付加は主にC2位で起こり,高化学活性化中間体(IM2)を生成した。酸化生成物3,4-ジヒドロキシベンズアルデヒド,オスアルデヒド,シュウ酸メチル,メチレンマロンアルデヒド,カルボニルおよびカルボニル化合物をIM2のその後の反応により生成した。アルデヒド基からのH原子引き抜きは他の位置より容易に起こる。さらに,NO_3ラジカルと反応するバニリンは,主にC1サイトでのNO_3-付加とOH基(C1)からのH原子引き抜きにより進行し,HNO_3を生成した。OH/NO_3ラジカルによるバニリン酸の一次反応機構はバニリンと類似していた。Rice-Ramsperger-Kassel-Marcus(RRKM)理論を行い,有意な素反応の速度定数を計算した。バニリンとバニリン酸のOH開始酸化の全速度定数は298Kと1atmで5.72×10-12と5.40×10-12cm3分子-1s-1であった。大気寿命は,それぞれ48.56時間と51.44時間であった。サプリメントとして,2つの反応物によるNO_3ラジカルの速度論的計算も議論した。本研究は,バニリンとバニリン酸の大気酸化過程を調べ,さらなる実験研究に有用な情報を提供することを期待する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  光化学反応,ラジカル反応 

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