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J-GLOBAL ID:202202244643601112   整理番号:22A1022719

乳癌患者における妊 Fertility性保存の転帰を予測するための血液マーカーの有用性【JST・京大機械翻訳】

Utility of Blood Markers for Predicting Outcomes of Fertility Preservation in Patients With Breast Cancer
著者 (9件):
資料名:
巻: 13  ページ: 803803  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7068A  ISSN: 1664-2392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,受精能温存(FP)を受けている乳癌患者における制御された卵巣刺激(COS)転帰を予測するための血液マーカーの使用性を調べることを目的とした。化学療法前にレトロゾール併用ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)アンタゴニストプロトコルを用いてCOSを受けた乳癌患者91名を,単一三次病院において遡及的に登録した。FP転帰を平均血小板容積(MPV),MPV/血小板数(PC),好中球対リンパ球比(NLR),血小板対リンパ球比(PLR)およびリンパ球対単球比(LMR)に関して比較した。好ましい予後として10またはそれ以上の成熟卵母細胞を得るためのカットオフ値を各パラメータに対して得,COS結果をカットオフ値に基づいて比較した。MPVとMPV/PCの最適カットオフ値は10.15[感度:90.0%,特異性:45.1%;AUC:0.687;95%CI(0.563,0.810)]と0.41[感度:65.0%;特異度:67.6%;AUC:0.682,95%CI(0.568,0.796)]であった。卵母細胞数はNLR,PLRおよびLMRのカットオフ値に関して有意差はなかった(p>0.05)。しかし,獲得および成熟卵母細胞の総数は,MPV<10.15の群で,MPV≧10.15(8.0±5.1対12.6±9.1,p=0.003;4.0±3.7対7.3±6.3,p=0.002)よりも有意に低かった。同様に,0.41としてのMPV/PCのカットオフを考慮すると,低MPV/PC群は,高MPV/PC群(9.5±7.1対13.1±9.1,p=0.048)より有意に低い全卵母細胞収量を示したが,成熟卵母細胞の数は,統計的有意性のない同様のパターンを示した(5.3±5.4対7.3±6.1,p=0.092)。ロジスティック回帰分析から,年齢,抗Muellerianホルモン(AMH)レベル,MPV,およびMPV/PC≧0.41は,10以上のMII卵母細胞の獲得のための有意な因子であることが分かった(それぞれp=0.049,OR:0.850;p<0.001,OR:1.622;p=0.018,OR:3.184;p=0.013,OR:9.251)。MPVまたはMPV/PCは乳癌患者のFP転帰を予測するための信頼できるマーカーとなり得る。二重トリガーアプローチのようなより成熟した卵母細胞を得るためのプロトコルは,MPV<10.15の乳癌患者に対して推奨できた。さらに,高用量のゴナドトロピンがMPV/PC<0.41の患者でより多くの卵母細胞を得るために考えられた。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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臨床腫よう学一般  ,  消化器の腫よう 
引用文献 (41件):
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