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J-GLOBAL ID:202202244887460340   整理番号:22A1077541

コンピテンシーの育成を目指した理科の学習方略 -構成因子とその因果関係-

Science learning strategies for developing competencies -Components and their causal relationships
著者 (3件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 49-52(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: U1627A  ISSN: 1882-4684  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,コンピテンシーの育成を目指した理科の学習方略測定尺度を開発した.そして837名の中学生を対象に調査を実施し,その回答を基に分析を行ったところ,次の2点が明らかになった.(1)因子分析の結果,コンピテンシーの育成を目指した理科の学習方略測定尺度が,6因子24項目で構成されること.その6因子は(因子1)「教科の授業と理科の授業以外の学習活動の結びつけ」4項目,(因子2)「自分のプレコンセプションと異質な他者の考えまたは事実との対比」5項目,(因子3)「自分の思考の変化についての振り返りと再構築」5項目,(因子4)「異質な他者の考えへの関心と理解」4項目,(因子5)「教科の授業と日常生活の結びつけ」3項目,(因子6)「自分の考えたことについての主体的な発信」3項目,である.(2)共分散構造分析(SEM)の結果,因子間には,「異質な他者の考えへの関心と理解」が起点となって,その他の因子に影響をおよぼすという因果関係があること.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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科学技術教育  ,  CAI 
引用文献 (9件):
  • 中央教育審議会(2016):幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申),Retrieved from https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/__icsFiles/afieldfile/2017/01/10/1380902_0.pdf(最終閲覧日2021年12月9日).
  • 本田由紀(2005):多元化する「能力」と日本社会-ハイパーメリトクラシー化のなかで,NTT出版株式会社.
  • 増田美次郎(2018):資質・能力の育成を目指した理科の学習方略測定尺度の開発-中学生・高校生を対象として-,平成30年度北海道教育大学修士論文.
  • 文部科学省(2014):育成すべき資質・能カを踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会-論点整理-,Retrieved from https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2014/07/22/1346335_02.pdf (最終閲覧日2021年12月15日) .
  • 中町祥平・古屋光一(2016):中学校の理科学習におけるメタ認知,自己効力,学習過程についての研究-日本語版SEMLI-Sの開発および因子分析・ラッシュモデルによる分析を用いて-,北海道教育大学紀要(教育科学編),第67巻,第1号,265-275.
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