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J-GLOBAL ID:202202245021394353   整理番号:22A0315210

術後好中球対リンパ球比変動は慢性硬膜下血腫再発と関連する【JST・京大機械翻訳】

Postoperative neutrophil-to-lymphocyte ratio variation is associated with chronic subdural hematoma recurrence
著者 (11件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 427-434  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4801A  ISSN: 1590-3478  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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導入:慢性硬膜下血腫(CSDH)は,最も一般的な神経外科病理の1つである。慢性硬膜下血腫の再発は,高齢患者が,神経学的および臨床的合併症のリスクを示すので,高齢患者が,最も影響し,再手術であることを考慮すると,重要な懸念である。CSDHとその再発に関する炎症理論に従って,CSDH再発の危険因子と予後変数として炎症マーカー,好中球対リンパ球比(NLR)の役割を評価することを目的とした。方法:2015年1月~2019年12月に外傷後CSDH外傷性CSDHに対して手術された成人患者のコホート研究を,著者らの神経外傷ユニットにおいて行い,そのデータを遡及的に検索した。著者らは,抗凝固剤/抗血小板薬の使用と同様に,以前の炎症または感染症の患者を除外した。好中球とリンパ球数は,術前24時間と術後48~72時間に得られた。一次エンドポイントは,術後1年までのCSDHの症候性再発であった。独立したサンプルを用いて,所見を検証した。結果:試験試料は160人の患者(59.4%男性,平均年齢69.3±14.3歳,再発率22.5%)であった。術後好中球数およびNLRは,好中球(中央値1.15対0.96,p=0.022)およびNLR(中央値1.29対0.79,p=0.001)術後対術前比と同様に再発した患者でより高かった。術前検査パラメータまたは他のベースライン変数は,再発と関係していなかった。術後NLR比(各追加単位,OR 2.53,95%CI 1.37~4.67,p=0.003)は再発と独立して関連していた。術後NLR比に対する最良のカットオフは,0.995(AUC-ROC0.67,感度63.9%,特異度76.6%)であった。術後NLR比≧1(術前値と比較して減少しない術後NLR)は再発と関連していた(OR 4.59,95%CI 2.00~10.53,p<0.001)。検証試料分析(66人の患者)は,同様の結果(AUC-ROC 0.728,95%CI 0.594-0.862,p=0.002)および類似のカットオフ(≧1.05,感度77.8%,特異性66.7%)を生じた。結論:NLR比は外傷後CSDH再発の予測に有用なパラメータである。この仮説は独立した試料で検証され,精度は中程度であった。Copyright Fondazione Societa Italiana di Neurologia 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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神経系疾患の外科療法  ,  循環系疾患の外科療法 
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