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J-GLOBAL ID:202202245165705889   整理番号:22A1021360

過敏性腸症候群の無作為化試験における疼痛と鎮痛の遺伝子型【JST・京大機械翻訳】

Genotypes of Pain and Analgesia in a Randomized Trial of Irritable Bowel Syndrome
著者 (25件):
資料名:
巻: 13  ページ: 842030  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7095A  ISSN: 1664-0640  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:過敏性腸症候群(IBS)は,複数の基礎となる機構およびプラセボ対照試験に効果的であることが示されている治療の少ない,非常に一般的な慢性疼痛疾患である。1つの潜在的理由は,疼痛頻度と疼痛強度に関連する記述項目を含むIBS症状重症度尺度(IBS-SSS),および腸機能不全と膨満などの複合転帰の使用であるかもしれない。IBS疼痛の異なる特徴が異なる遺伝的関連性を有し,これらが性ホルモンにより中等度になるかどうかを検討した。参加者と設定:臨床試験に登録された中等度に重度のIBS(IBS-SSSの>175)の成人外来患者は,ベースラインと6週間の治療の後,IBS-SSSを報告した。【方法】固定効果モデリングを用いて,IBS治療によるベースラインから6週までの疼痛重症度(評価0~100)および疼痛頻度(過去10日における疼痛による日数として定義される)の変化に対するCOMT rs4680遺伝子型の影響を試験した。平行探索ゲノムワイド関連研究(GWAS)も行い,全参加者の疼痛重症度または疼痛頻度の変化と関連する一塩基多型(SNP)を同定した。結果:合計212人の参加者(74%の女性)が含まれた。COMT rs4680met対立遺伝子は,遺伝子投与量モデル[β(SE)-5.9(2.6),P=0.028]における試験の経過で疼痛重症度の減少と関連していた。疼痛頻度の変化のための探索的GWASは,ゲノム全体の有意性(すべてのP<5.0E-8)に達したL3MBTL4の近くの染色体18の近くで5つのSNPを同定した。この効果はエストラジオールレベルの変化により仲介されなかった。また,疼痛重症度の変化(すべてのP<1.0E-5)に対して,ゲノム全体の示唆的意義の24のSNPを有する染色体7の領域があった。結論:IBS-SSSにより測定したCOMT rs4680遺伝子型と治療反応の間の以前に報告された関係は,疼痛重症度と関係したが,痛み頻度には関係しなかった。また,治療に応じたIBS疼痛重症度(SNX13)と疼痛頻度(L3MBTL4)の変化に関連する新しい候補遺伝子を同定した。IBS-SSSの異なる成分のこれらの関連と遺伝的決定因子を理解するためにさらなる研究が必要である。ClinicalTrials.gov,Identifier:NCT0280224。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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消化器の疾患 
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引用文献 (33件):
  • Mearin F, Lacy BE, Chang L, Chey WD, Lembo AJ, Simren M, et al. Bowel disorders. Gastroenterology. (2016) 150:1393-1407.e5. doi: 10.1053/j.gastro.2016.02.031
  • Drossman DA, Camilleri M, Mayer EA, Whitehead WE. AGA technical review on irritable bowel syndrome. Gastroenterology. (2002) 123:2108-31. doi: 10.1053/gast.2002.37095
  • Saito YA, Schoenfeld P, Locke GR. The epidemiology of irritable bowel syndrome in North America: a systematic review. Am J Gastroenterol. (2002) 97:1910-5. doi: 10.1016/S0002-9270(02)04270-3
  • Spiegel B, Bolus R, Harris LA, Lucak S, Naliboff B, Esrailian E, et al. Measuring irritable bowel syndrome patient-reported outcomes with an abdominal pain numeric rating scale. Aliment Pharmacol Ther. (2009) 30:1159-70. doi: 10.1111/j.1365-2036.2009.04144.x
  • Lacy BE, Pimentel M, Brenner DM, Chey WD, Keefer LA, Long MD, et al. ACG clinical guideline: management of irritable bowel syndrome. Am J Gastroenterol. (2020) 116:17-44. doi: 10.14309/ajg.0000000000001036
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