文献

J-GLOBAL ID：202202245506475839   整理番号：22A0992643

BaF2高圧相転移挙動の第一性原理研究【JST・京大機械翻訳】

First-principles study of phase transition of BaF2 under high pressue

著者 (5件)： Tian Cheng (中国科学院近代物理研究所,蘭州 730000;中国科学院大学核科学与技術学院,北京 100049) ,  Lan Jianxiong (中国科学院近代物理研究所,蘭州 730000;中国科学院大学核科学与技術学院,北京 100049) ,  Wang Canglong (中国科学院近代物理研究所,蘭州 730000;中国科学院大学核科学与技術学院,北京 100049) ,  Zhai Pengfei (中国科学院近代物理研究所,蘭州 730000;中国科学院大学核科学与技術学院,北京 100049) ,  Liu Jie (中国科学院近代物理研究所,蘭州 730000;中国科学院大学核科学与技術学院,北京 100049)
資料名： Wuli Xuebao  (Wuli Xuebao)
巻： 71  号： 1  ページ： 219-226  発行年： 2022年 
JST資料番号： B0628A  ISSN： 1000-3290  CODEN： WLHPA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 高圧でのBaF2の結晶構造と物理的性質を理論計算により調べた。結果は,3.5と18.3GPaにおいて,BaF2は,Fm(3)m-Pnma-P63/mmcの2次構造相転移を,そして,相転移過程は,体積の崩壊を伴って,一次相転移であった。約15GPでは、Pnma相の結晶軸圧縮性に異常が現れ、圧力が強くなるにつれ、結晶軸boがわずかに増加し、aoがやや減少する。電子状態密度の解析により,16GPa以降,F1原子のpy+pzとpx軌道の電子非局在化により,そのバンドギャップは圧力の増加とともに減少することが分かった。約20GPaでは,Pnma相はP63/mmc相に完全に変態し,相転移は完了する。BaF2のRamanピーク位置は圧力変化により計算され、その高圧ラマンスペクトル挙動に対する理論的根拠を提供した。P63/mmc相の異なる圧力でのフォノン分散曲線を計算し、その除圧過程におけるヒステリシスメカニズムを明らかにし、計算結果から、この相が少なくとも80GPaまで安定であることも予測した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： Ramanスペクトル ,  結晶構造 ,  *高圧 ,  *相転移 ,  ヒステリシス ,  計算 ,  第一種相転移 ,  圧力変動 ,  構造相転移 ,  状態 ,  圧縮性 ,  フォノン分散 ,  バンドギャップ
準シソーラス用語： 非局在化 ,  理論計算 ,  電子状態密度 ,  高圧相転移 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 数理物理学  (BA03000W) ,  固相転移  (BL04020G)

タイトルに関連する用語 (5件)： BaF2 ,  高圧相転移 ,  挙動 ,  原理 ,  研究