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J-GLOBAL ID:202202245753360067   整理番号:22A1030607

線維芽細胞増殖因子21は急性心不全患者の短期予後を予測する:前向きコホート研究【JST・京大機械翻訳】

Fibroblast Growth Factor 21 Predicts Short-Term Prognosis in Patients With Acute Heart Failure: A Prospective Cohort Study
著者 (16件):
資料名:
巻:ページ: 834967  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7061A  ISSN: 2297-055X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:グルコースと脂質代謝の調節因子として最初に認識された線維芽細胞成長因子21(FGF21)の最近の研究は,血清FGF21のレベルが多くの心血管疾患の予後と関連するが,急性心不全(AHF)患者との関係は不明のままである。本研究は,循環FGF21がAHF患者の短期予後を予測できるかどうかを調べることを目的とした。【方法】420人のAHF患者と19人の健常対照者を前向きコホート研究に募集し,入院後最初の24時間以内に抗凝固のない管で参加者の血液サンプルを採取した。血清FGF21レベルを酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)によって検出した。すべての患者は退院後少なくとも6か月追跡調査した。一次エンドポイントは,全死因死亡であり,二次エンドポイントは死亡と心不全再入院の複合エンドポイントであった。Kaplan-Meier曲線を用いて死亡率と複合エンドポイントイベントを分析した。ROC曲線は,3および6か月の死亡率を予測する際に,FGF21とNT-proBNPの差を比較した。Kaplan-Meier推定とCox比例ハザードモデルを用いて,時間-イベントデータを評価した。結果:本研究では,血清FGF21濃度は19名の健常対照者と比較して,登録された402名のAHF患者で有意に高かった(p<0.001)。平均年齢は70(±12)歳で,58%は男性であった。参加者を,FGF21レベル中央値(262pg/ml)に従って2群に分けた:高FGF21群(n=201,FGF21≧262pg/ml)および低FGF21群(n=201,FGF21<262pg/ml)。FGF21はNT-proBNP,BUN,AST,クレアチニンおよびコレステロールと正に相関し,ALBおよびHDLと負に相関した。193日の追跡期間中央値の後,高FGF21群は,NT-proBNP(HR:3.17,95%CI1.72-5.81,p<0.001)の調整後でさえ,低FGF21群(HR:3.91,95%CI2.21-6.92,p<0.001)と比較して,より高い死亡率と複合エンドポイントイベントを有した。ROC分析は,FGF21が3(AUC,0.77対0.63,p<0.001)と6か月(AUC,0.78対0.66)で死亡を予測するNT-proBNPより良いことを示した。結論:高いベースラインFGF21レベルは,AHF患者における有害な臨床転帰と関連する。血清FGF21はAHF患者の潜在的予測バイオマーカーである可能性がある。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
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泌尿生殖器の診断  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  血液検査  ,  その他の泌尿生殖器疾患の治療 
引用文献 (49件):
  • Konev A, Kharitonov A, Rozov F, Altshuler E, Serebryanaya D, Lassus J, et al. CT-IGFBP-4 as a novel prognostic biomarker in acute heart failure. ESC Heart Fail. (2020) 7:434-44. doi: 10.1002/ehf2.12590
  • Edvinsson M, Stenberg A, Åström-Olsson K. Improved outcome with standardized plan for clinical management of acute decompensated chronic heart failure. J Geriatr Cardiol. (2019) 16:12-18. doi: 10.1002/ehf2.12590
  • Richards M, Troughton R.W. NT-proBNP in heart failure: therapy decisions and monitoring. Eur J Heart Fail. (2004) 6:351-4. doi: 10.1016/j.ejheart.2004.01.003
  • van den Berge JC, Constantinescu AA, van Domburg RT, Brankovic M, Deckers JW, Akkerhuis, et al. Renal function and anemia in relation to short- and long-term prognosis of patients with acute heart failure in the period 1985-2008: a clinical cohort study. PLoS ONE. (2018) 13:e0201714. doi: 10.1371/journal.pone.0201714
  • Poelzl G, Ess M, Mussner-Seeber C, Pachinger O, Frick M, Ulmer, et al. Liver dysfunction in chronic heart failure: prevalence, characteristics and prognostic significance. Eur J Clin Invest. (2012) 42:153-63. doi: 10.1111/j.1365-2362.2011.02573.x
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