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J-GLOBAL ID:202202246116541790   整理番号:22A0470120

シトロネラ油は日本のオレンジフライBactrocera tsuneonis(双翅目ミバエ科)のトラップ調査の有効性を向上させる

Citronella oil improves the efficacy of trap surveys of the Japanese orange fly, Bactrocera tsuneonis (Diptera: Tephritidae)
著者 (2件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 37-43  発行年: 2022年02月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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日本のオレンジフライBactroceratsuneonis(Miyake)(双翅目ミバエ科)は日本と中国における柑橘類果実の一化性の害虫である。いくつかの国ではこのハエの検疫が義務付けられており,日本ではそれらが生育していない地域からのみ輸入が認められているので,より効果的な誘引剤を使ってそれを監視する有効な対策が必要である。ハエ害虫種の中にはシトロネラ油のような蒸留した植物油に誘引されることが知られているので,シトロネラ油で誘引させる2種類のトラップを用いて未対策の柑橘類果樹園においてB.tsuneonisのトラップ調査を行った。2013~2018年までの粘着性板トラップを用いた試験において,多くのハエ類,特にオスがシトロネラ油で誘引させるトラップによって捕獲される傾向があった。シトロネラ油と組み合わせたタンパク質加水分解物で誘引させる従来のプラスチック管トラップはその油のないものより多くのハエ類を捕獲できた。これらの結果はハエ類がシトロネラ油に誘引されることを示唆している。さらにシトロネラ油をプラスチック管トラップに追加すると,目標以外の昆虫類の捕獲数は少なかった。したがってシトロネラ油を使用すれば,B.tsueonisの監視効率が向上し,従来のプラスチック管トラップと比べてトラップ検査に必要な労力を削減できると考えられる。Copyright The Japanese Society of Applied Entomology and Zoology 2021 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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植物の病虫害防除一般 

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