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J-GLOBAL ID:202202246249287912   整理番号:22A1066159

癌治療のためのポリ(乳酸-co-グリコール酸カプセル化白金ナノ粒子【JST・京大機械翻訳】

Poly(lactic-co-glycolic acid) encapsulated platinum nanoparticles for cancer treatment
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 2858-2870  発行年: 2022年 
JST資料番号: W6469A  ISSN: 2633-5409  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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金属ナノ粒子は,癌治療,診断,および抗菌活性の可能性があるため,ナノ医療分野に興味が持たれている。特に,白金ナノ粒子(PtNP)は,健康な細胞において顕著な抗癌効果と低い毒性を有することが報告されている。本論文では,一般的な化学療法治療の代替品としてPtNPのためのデリバリーシステムを提案する。PtNPの抗癌効果をトリプルネガティブ乳癌(TNBC)に対して試験し,用いた濃度の大部分に対して細胞生存性を示さなかったが,線維芽細胞に対しては毒性を示さなかった。腫瘍部位での蓄積を改善するために,ポリ(乳酸-co-グリコール酸(PLGA)粒子に基づくデリバリーシステムを用いた。カプセル化はナノエマルジョンによって達成され,PtNPを含む59%のPLGA粒子と重量による12.5%のPtNPをもたらした。システムの循環時間と特異性を改善するために,PLGA粒子表面を修飾した。ポリ(エチレングリコール)(PEG)による受動標的化および抗体(抗EGFR)による活性標的化を用い,2種類の異なる粒子,Pt-PLGA-PEGおよびPt-PLGA-PEG-EGFRを得た。両粒子セットを評価するために,TNBCに対して細胞研究を行った。細胞実験は,Pt-PLGA-PEG-EGFR粒子がPt-PLGA-PEG粒子より癌治療としてより効果的であったが,遊離PtNPはカプセル化PtNPより効果的であった。これは,PLGAから放出するPtNPに必要な時間によるもので,しかし,細胞内に内在するPtの量は,Pt-PLGA-PEG-EGFR粒子でより大きかった。これら結果は,PEGとEGFR標的化の組み合わせで修飾されたPLGAにカプセル化したPt NPsが,将来のin vivo実験で最も効果的な治療を提供することを示す。要約すると,本研究は,標的化PLGA粒子で送達されたPtNPに基づく将来の癌治療のための基礎を築く。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの実験的治療 

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