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J-GLOBAL ID：202202246896852461   整理番号：22A0365865

東京下水道物語~「証言に基づく東京下水道史」より~その6 荒川以東の下水道はなぜ遅れた?

著者 (1件)： 谷口尚弘 (東京都下水道サービス)
資料名： 月刊下水道  (Journal of Sewerage, Monthly)
巻： 45  号： 2  ページ： 81-86  発行年： 2022年01月15日 
JST資料番号： Z0772A  ISSN： 0387-6926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・戦後の東京下水道計画は昭和25年に決定したが,対象区域は練馬区大部分と板橋区一部を除いた荒川以西の大部分で,これは区部全域の70%に相当。
・元技監の証言では,練馬区と荒川以東3区(足立・葛飾・江戸川)を計画から除いたのは,当時は緑地や農地が多く将来構想が立てられず,設計できてなかったのが原因。
・昭和44年新全総計画に基づき緑地廃止により,荒川以東は緑地が1/3を占め,多大な下水量発生に困惑したが,日立製作所の工場移転の跡地に中川処理場を設置。
・荒川と江戸川の中間の中川と綾瀬川の河川の不整合(都内は改修完了)や,雨水を吐くポンプ場設置に係る申請暗礁問題等の諸問題を乗り越えて,今の下水道が完成。

シソーラス用語： *東京都 ,  *下水道 ,  *歴史 ,  河川 ,  農地 ,  国土計画 ,  緑地 ,  廃止措置 ,  下水処理施設 ,  河川改修 ,  不整合 ,  ポンプ場
準シソーラス用語： 東京 ,  荒川 ,  郊外 ,  下水道計画 ,  遅延 ,  原因 ,  緑地帯 ,  *全国総合開発計画 ,  工場跡地 ,  申請書

分類 (7件)： 下水道工学,廃水処理一般  (SC03010E) ,  土木工学一般  (RC01000E) ,  都市計画一般,都市経済学  (RD01010S) ,  土地利用一般,地域制  (RD02010Z) ,  下水・廃水処理施設  (SC03020P) ,  河川調査・計画  (RC12020M) ,  ポンプ,各種揚水装置  (QD05030P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 東京 ,  下水道 ,  物語 ,  荒川