抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】非小細胞肺癌(NSCLC)の診断における,血清癌胎児抗原(CEA),ニューロン特異的エノラーゼ(NSE),および糖抗原125(CA125)の経皮的肺穿刺生検の臨床的価値を調査する。【方法】2016年2月から2017年7月まで,著者らの病院に入院した肺癌患者92名を研究対象として選択し,血清CEA,NSE,CA125レベルをELISAで測定した。受信者動作特性曲線(ROC)を用いて,非小細胞肺癌(NSCLC),腺癌,および扁平上皮癌におけるそれらの診断閾値を分析した。手術病理結果をゴールドスタンダードとし、4人の単項検出及び連合検査による非小細胞肺癌及び異なる腫瘍タイプにおける診断効果を比較した。【結果】手術病理検査の結果,良性肺病変21例,NSCLC71例,CTガイド下経皮的肺穿刺検査の結果,NSCLC66例(90.14%),CTガイド下経皮的肺穿刺検査の結果,腺癌38例(90.24%)に合致した。扁平上皮癌の28例(90.00%)は,2群間に有意差はなかった。ROC分析では,非小細胞肺癌,腺癌,扁平上皮癌におけるCEAの閾値は,それぞれ7.56,11.07,5.86ng/mlであった。CA125の臨界値は,それぞれ26.52,24.12,25.65U/mlであった。NSEの臨界値は,それぞれ16.49,18.32,20.16ng/mlであった。腺癌、扁平上皮癌の血清CEA、NSE及び腺癌CA125レベルは良性群より高く、扁平上皮癌CA125は良性群より低く、統計学的有意差があった(P<0.05)。腺癌群のCEA、CA125レベルは扁平上皮癌群より高く、NSEレベルは扁平上皮癌群より低く、統計学的有意差があった(P<0.05)。腺癌におけるCEAの感受性、特異性は扁平上皮癌より高く、CA125の扁平上皮癌における感受性は腺癌より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。腺癌、扁平上皮癌において、連合診断の一致率、敏感性、特異性は血清CEA、CA125、NSE単項検査より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。結論:血清CEA、CA125、NSEは非小細胞肺癌の診断においてある程度の診断効能を有するが、経皮的肺穿刺生検を併用すると、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、腺癌における診断効果が著しく向上し、臨床診断価値が高い。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】