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J-GLOBAL ID:202202247091490197   整理番号:22A0945294

酸性媒体中の炭素鋼に及ぼす2つのピペラジン系配位子の腐食抑制効果の実験的および理論的研究【JST・京大機械翻訳】

Experimental and theoretical investigation of corrosion inhibition effect of two piperazine-based ligands on carbon steel in acidic media
著者 (4件):
資料名:
巻: 641  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,1,4-ビス(2-(2-ヒドロキシエチルイミノメチル)フェニル)ピペラジン(1)またはその還元型,1,4-ビス(2-(2-ヒドロキシエチルアミノメチル)フェニル)ピペラジン(2)を含む1.0M HCl溶液中の炭素鋼の腐食防止剤としての腐食を,(1)または(2)を含まない溶液と比較した。種々の濃度の抑制剤,0.2,1.0および2.0mMを用いて,炭素鋼腐食に対する合成材料の阻害能力を調べた。走査電子顕微鏡(SEM)とエネルギー分散X線分光分析(EDS)により,受領と腐食した試料の形態と化学分析を調べた。動電位データを評価することによって,炭素鋼電極のi_corrは,他の抑制剤含有溶液の中で最も高い値であり,1.0MのHCl溶液中で最小の耐食性を示した。一方,炭素鋼(1)と(2)含有溶液の保護は,(1)と(2)を0.2から2.0mMに上げることにより増加した。(1)の還元型は,抑制剤(1)と比較して炭素鋼に対して優れた耐食性を示した。1.0M HCl中の炭素鋼の腐食効率は抑制剤(1)に対して66.08%,抑制剤(2)に対して88.51%の最大値に達し,抑制剤の濃度が最高値に達したとき,抑制剤(2)に対して88.51%に達した。電気化学インピーダンス分光法(EIS)から得られた結果は,二重層のキャパシタンス,C_dlが抑制剤(1)と(2)濃度の増加に伴い減少し,一方,抑制剤が増加するにつれて,炭素鋼の電荷移動抵抗は増大することを示した。SEM像から,炭素鋼は腐食防止剤を含まない溶液を有し,一方,抑制剤(1)および(2)含有溶液中の表面は,より滑らかで均一であることが分かった。EISおよびTafel測定における得られた結果はSEM画像における観察と明らかに一致した。提案した抑制機構によると,炭素鋼への抑制剤吸着は陰極サイトからの水素発生とアノード領域における鉄の溶解を妨げる。両阻害剤(1)とその還元型(2)の吸着はTemkin吸着等温式に従うことが分かった。また,抑制剤分子の阻害特性を,Gaussian09ソフトウェアプログラムを用いて理論計算によって研究し,(1)と(2)の特性の比較を可能にした。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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防食  ,  固-液界面 
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