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J-GLOBAL ID:202202247292253661   整理番号:22A1023724

マウスとヒト樹状細胞集団間のSTING誘発活性化と細胞死の不一致【JST・京大機械翻訳】

Discordance in STING-Induced Activation and Cell Death Between Mouse and Human Dendritic Cell Populations
著者 (21件):
資料名:
巻: 13  ページ: 794776  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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インターフェロン遺伝子(STING)の刺激因子は環状ジヌクレオチド(CDN)のサイトゾルセンサである。STING経路を介した樹状細胞(DC)の活性化とその後のI型インターフェロン(IFN)の産生は,マウスモデルで腫瘍を根絶する中心と考えられている。しかし,前臨床マウス研究におけるSTINGのこの寄与は,相I&II臨床試験におけるSTINGアゴニストの陽性転帰に翻訳されていない。従って,ヒトDC応答における差異が,ヒト設定におけるSTINGアゴニスト有効性の欠如に重要であるかどうかを疑問視した。本研究では,STING活性化におけるマウスおよびヒト形質細胞DCおよび従来のDCサブセット応答を直接比較した。全てのマウスおよびヒトDCサブセットは,STING刺激により強力に活性化されることを見出した。予想通り,I型IFNsはマウスとヒト形質細胞DCsの両方により産生された。しかし,マウスおよびヒト形質細胞様体および従来のDCsは,STING活性化に応答してIII型IFNs(すなわちIFN-λs)をすべて産生した。特に興味深いことに,全てのヒトDCはマウスゲノムで発現されない大量のIFN-λ1を産生した。さらに,STING活性化に対する異なる細胞死応答も見出したが,ヒト,形質細胞様DCではなく,マウスの急速なアブレーションを観察した。マウス形質細胞様DCにおけるSTING誘導細胞死は細胞内因性様式で生じ,内因性アポトーシスに関与した。これらのデータは,マウスおよびヒトDCにおけるSTING IFNと細胞死応答の間の不一致を明らかにし,マウスモデルにおけるSTING媒介事象を等価ヒト転帰に外挿するのに注意する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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感染免疫  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  腫よう免疫 
引用文献 (87件):
  • Ishikawa H, Barber GN. STING is an Endoplasmic Reticulum Adaptor That Facilitates Innate Immune Signalling. Nature (2008) 455:674. doi: doi: 10.1038/nature07317
  • Zhong B, Yang Y, Li S, Wang Y-Y, Li Y, Diao F, et al. The Adaptor Protein MITA Links Virus-Sensing Receptors to IRF3 Transcription Factor Activation. Immunity (2008) 29(4):538-50. doi: doi: 10.1016/j.immuni.2008.09.003
  • Sun W, Li Y, Chen L, Chen H, You F, Zhou X, et al. ERIS, an Endoplasmic Reticulum IFN Stimulator, Activates Innate Immune Signaling Through Dimerization. Proc Natl Acad Sci (2009) 106(21):8653. doi: doi: 10.1073/pnas.0900850106
  • Burdette DL, Monroe KM, Sotelo-Troha K, Iwig JS, Eckert B, Hyodo M, et al. STING is a Direct Innate Immune Sensor of Cyclic Di-GMP. Nature (2011) 478:515. doi: doi: 10.1038/nature10429
  • Ablasser A, Goldeck M, Cavlar T, Deimling T, Witte G, Röhl I, et al. cGAS Produces a 2′-5′-Linked Cyclic Dinucleotide Second Messenger That Activates STING. Nature (2013) 498:380. doi: doi: 10.1038/nature12306
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