文献

J-GLOBAL ID：202202247299913748   整理番号：22A1071085

複雑な流体における流動誘起複屈折の実験研究

Experimental Studies of Flow-Induced Birefringence in Complex Fluids

著者 (1件)： Sato Taisuke (Center for Transdisciplinary Research, Institute for Research Promotion, Niigata University)
資料名： 日本レオロジー学会誌  (Journal of the Society of Rheology, Japan)
巻： 50  号： 1  ページ： 69-72(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： Z0961A  ISSN： 0387-1533  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 複雑な流体における流れ現象の機構を解明するためには,関連する流れ誘起構造を実験的および数値的に解析することが重要である。流動誘起複屈折(FIB)測定は複雑な流体の流れ誘起構造を解析するために非常に有用な光学的測定であり,これが多くの研究がFIB技術を用いている理由である。さらに,種々の最近の研究でFIBを測定するための新しいデバイスが開発されている。以下に,界面活性剤溶液,繊維懸濁液,および高分子流体のような複雑な流体にFIB技術を適用した最近の実験的研究を簡単にレビューする。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *流動複屈折 ,  流体 ,  *非Newton流体 ,  界面活性剤 ,  溶液 ,  高分子 ,  懸濁液 ,  繊維 ,  流れ構造
準シソーラス用語： 界面活性剤溶液 ,  高分子流体 ,  繊維懸濁液 ,  複雑流体 ,  流動構造 ,  列挙

著者キーワード (4件)： 流れ誘起複屈折 ,  界面活性剤溶液 ,  高分子流体 ,  繊維懸濁液

分類 (2件)： 非Newton流  (BC02020R) ,  偏光,複屈折,光学回転  (BD03040X)

引用文献 (29件)：

• 1) Bird RB, Armstrong RC, Hassager O, “<i>Dynamics of polymeric liquids: Vol. I Fluid mechanics</i>”, 2nd ed, (1987), John Wile & Sons Inc, NY.
• 2) Fuller GG, “Optical Rheometry of Complex Fluids”, (1995), Oxford University, NY.
• 3) Onuma T, Otani Y, Opt Commun, 315, 69 (2014).
• 4) Ouchi M, Takahashi T, Shirakashi M, J Rheol, 50, 341 (2006).
• 5) Boukany PE, Wang SQ, Macromolecules, 41, 1455 (2008).

タイトルに関連する用語 (6件)： 流体 ,  流動 ,  誘起 ,  複屈折 ,  実験 ,  研究