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J-GLOBAL ID:202202247395988030   整理番号:22A0802183

β遮断薬とうつ病のリスク:整合症例対照研究【JST・京大機械翻訳】

β-Blockers and the Risk of Depression: A Matched Case-Control Study
著者 (9件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 181-189  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4296A  ISSN: 0114-5916  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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導入:鬱病はβ遮断薬の一般的に引用される副作用であるが,因果関係の証拠は限られている。目的:β遮断薬が新規発症鬱病のリスク増加と関連するかどうかを探求することを目的とした。方法:UK集団に基づく臨床診療研究データリンク(CPRD)GOLDを用いた症例対照研究を行った。2000年~2016年の事故鬱病診断で18~80歳の患者を同定し,対照を一致させ,β遮断薬の使用との関連でうつ病のリスク(オッズ比[OR])を推定した。また,処方の回数とタイミング,およびβ遮断薬使用の適応による曝露の分析も行った。【結果】本研究には,118,705例の事故鬱病患者と同じ数のマッチした対照が含まれた。うつ病発症のオッズは,β遮断薬(調整OR[aOR]1.91,95%信頼区間[CI]1.72~2.12)の現行の短期使用で増加したが,現在の長期使用は,非使用と比較して鬱病のリスクと関係していなかった。短期使用者間のうつ病のリスク上昇は,神経精神疾患(aOR 6.33,95%CI 5.16~7.76)のプロプラノロール使用者にほとんど制限され,一方,心血管適応を有するプロプラノロール使用者は,うつ病のリスクがわずかに増加した(aOR 1.44,95%CI 1.14~1.82)。結論:この研究は,βブロッカーと鬱病の使用の間の関係が,原因ではないが,むしろ,原疾患バイアスの結果であることを示す。プロプラノロールは,しばしば神経精神症状を治療するために処方され,うつ病の発症がβ遮断薬療法の効果よりはむしろ根底にある適応に関連するかもしれないことを示唆する。Copyright The Author(s) 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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循環系疾患の薬物療法  ,  血管作用薬・降圧薬の臨床への応用  ,  精神療法 
物質索引 (1件):
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