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J-GLOBAL ID：202202247399956521   整理番号：22A0191502

バイオミメティックス バイオミネラリゼーションを用いた低温焼結技術の開発

Development of Low-temperature Sintering Process via Biomineralization

著者 (4件)： SEO Yeongjun (Osaka Univ.) ,  後藤知代 (Osaka Univ.) ,  CHO Sunghun (Osaka Univ.) ,  関野徹 (Osaka Univ.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 57  号： 1  ページ： 9-12  発行年： 2022年01月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・バイオガラスのバイオミネラリゼーションによるリン酸カルシウムの形成に注目し,コールド焼結プロセスを参考にバイオミネラリゼーションを用いた低温焼結プロセス(LMSP)を開発。
・本プロセスは,原料としてバイオガラスナノ粒子(BGNP)を活用し,体液や擬似体液(SBF)を利用し水熱条件下で加圧・加熱してバイオミネラリゼーションを誘導。
・本プロセスでは,BGNPがSBFに囲まれバイオミネラリゼーションによりヒドロキシアパタイトが形成され緻密化し,従来の焼結法より低温で同等の相対密度と硬度が得られると報告。
・液相としてフッ素含有SBFを利用した場合,BGNPはフッ化物の形成と同時に緻密化し,高硬度で耐酸化性のバイオガラス焼結体を作製可能。

シソーラス用語： 鉱化作用 ,  *バイオセラミック ,  医療用ガラス ,  *リン酸カルシウム ,  *焼結 ,  低温 ,  ナノ粒子 ,  体液 ,  水熱合成 ,  ヒドロキシアパタイト ,  緻密化 ,  相対密度 ,  押込硬さ ,  液相 ,  フッ化物 ,  焼結体 ,  耐酸化性
準シソーラス用語： バイオガラス ,  バイオミネラリゼーション ,  擬似体液 ,  低温焼結

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (20件)：

• M. N. Rahaman,“Sintering of Ceramics”, CRC Press, Boca Raton, Florida, 2008.
• H. Guo, A. Baker, J. Guo and C. A. Randall, ACS nano, 10, 10606-10614 (2016).
• F. Heidari, M. Razavi, M. Ghaedi, M. Forooghi, M. Tahriri and L. Tayebi, J. Alloys Compd., 693, 1150-1156 (2017).
• Y. Wan, T. Cui, W. Li, C. Li, J. Xiao and Y. Zhu, Mater. Des., 99, 521-527 (2016).
• L. Gao, J. S. Hong, H. Miyamoto and S. D. D. L. Torre, J. Eur. Ceram. Soc., 21, 2149-2152 (2000).

タイトルに関連する用語 (4件)： バイオミメティックス ,  バイオミネラリゼーション ,  低温焼結 ,  開発