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J-GLOBAL ID:202202247720764057   整理番号:22A1074999

フタオビコヤガの発生予察における合成性フェロモントラップの活用

Utilization of Synthetic Sex-Attractant Pheromone Trap in Forecasting of the Rice Green Caterpillar, Naranga aenescens Moore
著者 (4件):
資料名:
号: 19  ページ: 9-16 (WEB ONLY)  発行年: 2022年03月29日 
JST資料番号: U2410A  ISSN: 1344-9206  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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新潟県におけるフタオビコヤガ合成性フェロモントラップの実用性を明らかにするために,誘殺数及び誘殺消長を予察灯や有効積算温度シミュレーションによる推定発生時期と比較し,さらにフェロモントラップ誘殺数の世代間の関係を解析した.フェロモントラップ誘殺数の年次推移は予察灯と類似し,すべての世代で予察灯より誘殺が多かった.フェロモントラップの誘殺消長では越冬世代の明瞭な誘殺が見られ,第1世代以降の誘殺時期は予察灯と概ね一致した.有効積算温度シミュレーションによる推定発生時期とも5割以上の年次で一致し,特に防除上重要な第2世代での一致率が高かった.予察灯の代替としてフェロモントラップの実用性は高く,発生時期の予察として利用可能であると考えられた.また,第2世代及び第3・第4世代のフェロモントラップ誘殺数は前世代誘殺数と強い正の相関が見られ,今後フェロモントラップ誘殺数による発生量や被害程度の予察に利用できる可能性が示唆された.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  植物の病虫害防除一般 
引用文献 (23件):
  • 宮下和喜 フタオビコヤガの発生型について, 農技研報. C6:11-16(1956)
  • 宮原義雄 九州地方におけるフタオビコヤガ誘殺数の減少について, 応動昆 16(3):163-165(1972)
  • 家入 章・古山 覚 熊本県におけるフタオビコヤガの発生消長とニカメイガの発生予察との関係について, 九病虫研報 4:10-11(1958)
  • 衛藤友紀 水稲におけるフタオビコヤガの発生と防除対策, 植物防疫 63(2):95-97(2009)
  • 小谷基文・山崎康男・芝田英明 フタオビコヤガの多発生について, 四国植防 40:39-45(2005)
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