文献

J-GLOBAL ID：202202247865492890   整理番号：22A0907867

下垂体卒中患者における経蝶形骨手術後の神経内分泌回復を予測する因子【JST・京大機械翻訳】

Factors Predicting Neuroendocrine Recovery Following Transsphenoidal Surgery in Pituitary Apoplexy Patients

著者 (2件)： Taweesomboonyat Chin (Division of Neurosurgery, Department of Surgery, Songklanagarind Hospital, Faculty of Medicine, Prince of Songkla University, Hat Yai, Songkhla, Thailand) ,  Oearsakul Thakul (Division of Neurosurgery, Department of Surgery, Songklanagarind Hospital, Faculty of Medicine, Prince of Songkla University, Hat Yai, Songkhla, Thailand)
資料名： World Neurosurgery  (World Neurosurgery)
巻： 159  ページ： e40-e47  発行年： 2022年 
JST資料番号： A1144A  ISSN： 1878-8750  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 下垂体アポプレックスはまれな臨床症候群である。経蝶形骨手術後の神経内分泌機能の回復に関連する因子を調べた研究はほとんどない。この研究は,下垂体アポプレックスに対する手術後の神経内分泌回復と関係した因子を同定することを目的にした。方法:2005年1月から2020年12月の間にSongklangarind病院で経蝶形骨手術を受けた下垂体アポプレックス患者の記録を遡及的にレビューした。一次転帰は,術前視力(VA),視野,脳神経機能および下垂体ホルモン欠損の回復であった。ロジスティック回帰分析を用いて,種々の因子を神経内分泌機能の回復との関連について分析した。研究は98人の患者を含んだ。多変量解析は,高齢とより大きな鞍上伸展がVAの回復(それぞれP=0.042とP=0.018)と関係しないことを示した。>55歳の患者の33%と病変≧25mmの鞍上伸展はVAの回復を得たが,これらの因子のいずれかの患者の100%は回復しなかった。高血圧は術前視野欠損(P=0.027)の回復と関連しなかった。Wilson-Hardy分類浸潤グレード3~4およびより低い術前血清プロラクチン濃度は,術前低副腎症および甲状腺機能低下症からの回復がなかった(それぞれP=0.016およびP=0.007)。高齢,より高い鞍上伸展および高血圧は,視覚回復に対する予後不良因子であった。Wilson-Hardy下位浸潤グレード3~4およびより低い術前血清プロラクチン濃度は,下垂体機能低下からの回復のための予後不良因子であった。これらの予後因子による層別化患者は,手術のための患者の選択を助ける可能性がある。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 視覚 ,  多変量解析 ,  視力 ,  浸潤 ,  *脳下垂体 ,  血清 ,  高血圧症 ,  甲状腺機能低下症 ,  ネフローゼ ,  層別 ,  LTH【ホルモン】 ,  *内分泌 ,  *神経分泌 ,  *外科術
準シソーラス用語： *経蝶形骨洞手術 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 内分泌回復 ,  神経回復 ,  下垂体卒中 ,  予後因子 ,  経蝶形骨手術

分類 (2件)： 腫ようの外科療法  (GE03033T) ,  内分泌系の疾患  (GL03000I)

タイトルに関連する用語 (7件)： 下垂体卒中 ,  患者 ,  経蝶形骨手術 ,  神経内分泌 ,  回復 ,  予測 ,  因子