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J-GLOBAL ID：202202247868047786   整理番号：22A0929102

粉末冶金処理したタングステン板の引張特性に及ぼす微細構造異方性とヘリウム注入の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of microstructural anisotropy and helium implantation on tensile properties of powder-metallurgy processed tungsten plates

著者 (3件)： Miyazawa Takeshi (Tohoku University, Sendai 980-8579, Japan) ,  Matsui Kento (Tohoku University, Sendai 980-8579, Japan) ,  Hasegawa Akira (Tohoku University, Sendai 980-8579, Japan)
資料名： Nuclear Materials and Energy  (Nuclear Materials and Energy)
巻： 30  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： W3044A  ISSN： 2352-1791  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 圧延を受ける粉末冶金(PM)処理タングステン(W)材料を核融合炉のモノブロックダイバータ用に開発した。PM-Wは高い転位密度,微細粒および層状結晶粒構造を示し,圧延過程によって導入された。微細構造制御は低温でのPM-Wの脆性によって改善されることが期待される。しかし,圧延金属では,結晶粒構造は圧延比,方向および温度に依存することはよく知られている。これは機械的性質の異方性を引き起こす。本研究の目的は,PM-W板の引張特性に及ぼす微細構造異方性とヘリウム(He)注入の影響を解明することであった。圧延と応力緩和を受けたPM-W板を調べた。引張方向は圧延方向(L.D.)に平行で,圧延方向(T.D.)に垂直で,厚さ方向に平行(S.D.)の3つの方向に沿って,ミニチュア引張試験片を調製した。He注入実験をサイクロトロン加速器の50MeV He2+イオンビームを用いて行った。注入He濃度は約20appmであった。引張試験を10-1100°Cで行い,破断表面を走査型電子顕微鏡で観察した。受領したままの条件の結果から,500°C以下の温度で全伸びの場合にミクロ組織の異方性が観察された。粒界破壊により形成した亀裂が,S.Dに沿ったゲージ断面の端部で観察され,異方性が引張破壊挙動で観察された。亀裂は結晶粒界の層に沿って伝播する傾向があると仮定した。延性はHe移植後のT.Dに沿ってほとんど変化しなかったが,延性と脆性破壊の低下がS.D.に沿って観察された。このように,亀裂伝播に及ぼすHeの影響は,S.D.に沿って有意であった。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 延性 ,  亀裂 ,  結晶粒界 ,  低温 ,  引張試験 ,  *特性 ,  *タングステン ,  *ヘリウム ,  金属組織 ,  *粉末冶金 ,  圧延 ,  脆性 ,  結晶粒 ,  *引張 ,  亀裂伝搬
準シソーラス用語： *引張特性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 粉末冶金処理したタングステン ,  引張特性 ,  層状結晶粒構造 ,  ヘリウム注入

分類 (3件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  圧延技術  (WC06030Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 粉末冶金 ,  タングステン ,  引張特性 ,  微細 ,  構造異方性 ,  ヘリウム ,  注入