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J-GLOBAL ID:202202247958728754   整理番号:22A0808334

モノタイプ40Sリボソームサブユニットを持つ酵母の工学と機能解析【JST・京大機械翻訳】

Engineering and functional analysis of yeast with a monotypic 40S ribosome subunit
著者 (12件):
資料名:
巻: 119  号:ページ: e2114445119  発行年: 2022年 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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新たな証拠から,リボソームはモノリスではなく,リボソーム翻訳能と環境変化への細胞適応を再構成できる不均一な蛋白質組成を有する動的機械であることが明らかとなった。リボソーム蛋白質(RP)遺伝子の重複は生物間で遍在しており,パラログ特異的調節(例えば,不均一リボソームの生成)および/または遺伝子線量増幅を介して細胞機能に影響すると考えられている。しかし,細胞機能へのそれらの影響の直接評価は,高度に不均一な細胞RPプールのため,不明のままである。ここでは,酵母40S RPパラログをコードする代替重複遺伝子の全セットを削除することにより,ホモ-40Sと名付けた均一な40S RPパラログ組成を有する酵母を操作した。ホモ-40Sは,翻訳阻害剤パロモマイシンに対する高感度と共に軽度の成長欠陥を示し,有意に増加する停止コドン読取りを示した。さらに,ホモ-40Sにおける残りのRPパラログ遺伝子の倍加は,野生型表現型と比較して,これらの表現型を著しく救済したが,含有量の不均一性と共に40S RP遺伝子の線量が正常な翻訳機能および成長ロバスト性を維持するのに重要であることを示した。追加実験は,ホモ-40Sがバイパス突然変異の獲得を介してパロモマイシン耐性を改善し,または2倍体に進化し,高速増殖誘導体を生成し,環境および遺伝的変化に順応する遺伝子操作酵母の突然変異ロバスト性を強調することを明らかにした。要約すると,本研究は,重複RPパラログが,遺伝子線量増幅とパラログ特異的調節の両方を通してロバスト性と表現型可塑性を与え,特異的RPパラログの均一組成を持つ単一型リボソームを介したリボソーム生物学の直接研究への道を開いたことを示した。Copyright 2022 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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