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J-GLOBAL ID:202202248036588757   整理番号:22A0453375

細胞解糖阻害による甲状腺癌におけるコニン酸の抗腫瘍活性【JST・京大機械翻訳】

Antitumor activity of Koningic acid in thyroid cancer by inhibiting cellular glycolysis
著者 (6件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 169-177  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4314A  ISSN: 1559-0100  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:セスキテルペンラクトンであるコーニング酸(KA)は抗菌剤として同定されている。最近の研究は,結腸直腸癌,白血病および肺癌におけるKAの抗腫瘍活性を明らかにした。しかし,甲状腺癌における抗腫瘍効果は,ほとんど知られていない。【方法】甲状腺癌細胞における増殖,コロニー形成,アポトーシスに及ぼすKAの影響を,MTT分析とフローサイトメトリーによって評価した。KA処理後,甲状腺癌細胞の解糖能力をECARにより検出し,解糖産物と相対的ATPレベルをELISAにより測定した。甲状腺癌におけるKAの抗腫瘍活性の根底にある機構を,ウエスタンブロットによって検出した。最後に,in vivoでの抗腫瘍活性をXenograftマウスモデルで観察した。【結果】KAは,用量および時間依存的に,甲状腺癌細胞株における増殖,コロニー形成および細胞アポトーシスを増加させた。甲状腺癌細胞における解糖能力,ATP産生および乳酸レベルはKA処理後に広範な減少を経験した。加えて,解糖の代謝産物である乳酸は,C643甲状腺癌細胞株におけるコロニー形成能力に及ぼすKAの影響を弱めることができた。また,著者らのデータは,KAがMAPK/ERK経路の阻害とBcl-2レベルの減少によって甲状腺癌細胞を殺すことを示した。対照群と比較して,異種移植腫瘍の成長は,明らかな薬物副作用なしでKAによって劇的に阻害された。【結論】著者らのデータは,KAがそれらの解糖能力,MAPK/ERK経路およびBcl-2レベルを阻害することによって甲状腺癌細胞株を殺して,KAが甲状腺癌治療において潜在的臨床的価値を有することを示唆する。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの実験的治療  ,  消化器の腫よう 

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