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J-GLOBAL ID:202202248141109511   整理番号:22A0233221

混合Cyanex923とN1923による硫酸媒質からのスカンジウム(III)回収のための新しい相乗抽出システム【JST・京大機械翻訳】

A novel synergistic extraction system for the recovery of scandium (III) from sulfuric acid medium with mixed Cyanex923 and N1923
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巻: 283  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高い抽出能力と優れた選択性は溶媒抽出過程で非常に魅力的である。1次希土類元素(REE)としてのスカンジウム(Sc(III))は一般に独立した大規模堆積物を欠いており,主に鉱物の処理中に副産物として回収される。しかし,ストリッピングの困難さは常にスカンジウム抽出システムにおいて解決すべき重要な問題である。本研究は,スカンジウムの抽出効率を高める一方で,ストリッピング性能の改善を目的とする。ここでは,硫酸媒体中でのCyanex923(A,4つのトリアルキルホスフィンオキシドの混合物)とN1923(B,1級アミンR_1R_2CHNH_2)の混合物によるスカンジウムの回収のための新しい相乗抽出システムを提唱した。スカンジウムの抽出に及ぼすCyanex923のモル分率(X)の影響を,系統的に調査した。実験結果は,結合Cyanex923-N1923がSc(III)に及ぼす明白な相乗効果を示したことを証明した。Cyanex923のモル分率(X)が0.4のとき,最大相乗増強係数(R_max)は2.20と計算され,H_2SO_4濃度は0.25mol・L-1であった。さらに,相乗抽出機構を,傾斜解析方法,FT-IRおよびNMRキャラクタリゼーションを含む多重技術と組み合わせて考察し,抽出錯体の構造をSc(SO_4)_1.5・(A)_0.5(B)と推論した。熱力学実験も詳細に調査した。より重要なことに,2mol・L-1HNO_3のみによるストリッピングは95%の比較的高いストリッピング速度を生成した。相乗システムは,5回の処理サイクル後でも優れた再利用性を示した。最後に,本研究は,ニッケルラテライト鉱石の硫酸浸出液からのSc(III)の分離と回収のための潜在的工業的応用価値を指摘した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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