抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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硫酸塩微量ミネラル(STM)との比較における栄養消化率に及ぼすヒドロキシクロリド微量鉱物(HTM)の影響を,高または低蛋白質添加で粗飼料としてEragrostisテフ乾草を給餌したBonsmara牛肉牛において試験した。8匹の12か月齢のBonsmara牛肉若雌牛を個々に収容し,重複4×4ラテン方格設計に従って給餌した。2レベルの蛋白質補充,低蛋白質濃縮物における12.79%粗蛋白質(CP),高蛋白質濃縮物における30.16%CPを,HTMおよびSTMである微量鉱物の2つの源と組み合わせた。4つの飼料すべては,15ppm添加Cu,50ppm添加Znおよび33ppm添加Mnを含んだ。Eragrostis tef乾草粗飼料を自由に与えた。ミネラルを含むサプリメントを,1.4kg/heifer/日の固定率で毎日供給した。各期間は18日適応期間から開始し,6日間サンプリング期間が続いた。各期間に体重と飼料摂取量を測定し,成長性能を計算した。飼料及び糞便試料をサンプリング期間中に収集し,栄養消化率を分析したが,酸不溶性灰分を消化性マーカーとして用いた。各期間の最後の日に,ルーメン液を胃管によってルーメンpHと揮発性脂肪酸測定のために採取した。結果は,HTMが,蛋白質添加に関係なく,STMと比較して,Bonsmara牛肉牛における乾物(+1.78%,P=0.042),有機物(+1.81%,P=0.039),中性デタージェント繊維(1.80%,P=0.020)および酸性デタージェント繊維(+2.41%,P=0.019)消化性に及ぼす有意なプラス効果(P<0.05)を有することを示した。高蛋白質レベルの給餌は,低蛋白質添加(+7.92%,P<0.001)と比較してCP消化率を増加させたが,一方,HTMが給餌されたとき(+3.18%,P=0.052),全ミネラル源はCP消化性を改善する傾向があっただけであった。高CP補給は,ミネラル源に関係なく,低CP補給と比較して,第一胃におけるより高い酢酸塩(+0.638g/l,P<0.001)および酪酸塩(+0.196g/l,P=0.010)産生をもたらした。プロピオン酸産生は,蛋白質補充未経産牛(+0.114g/l,P=0.060)の第一胃でより高く,HTM給餌未経産牛でより明白であった。しかし,栄養消化性とルーメンパラメータに及ぼす効果は,成長性能の違いに翻訳しなかった。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】