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J-GLOBAL ID:202202248372573501   整理番号:22A1025214

がんにおける免疫チェックポイント遮断のための保護因子および予測バイオマーカーとしてのCTC1-STN1-TEN1複合体を同定する汎癌解析【JST・京大機械翻訳】

Pan-Cancer Analyses Identify the CTC1-STN1-TEN1 Complex as a Protective Factor and Predictive Biomarker for Immune Checkpoint Blockade in Cancer
著者 (7件):
資料名:
巻: 13  ページ: 859617  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7071A  ISSN: 1664-8021  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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CTC1-STN1-TEN1(CST)複合体はテロメア複製とゲノム安定性において重要な役割を担っている。しかしながら,癌におけるCST調節の詳細な機構は,大部分が不明のままである。ここでは,癌ゲノムアトラスからの多染色体データを用いた33の癌タイプにわたるCSTの包括的な解析を行った。ゲノム景観において,CTC1/STN1欠失と変異とTEN1増幅を優性変化事象として同定した。CTC1とSTN1の発現は,隣接正常組織と比較して腫瘍で減少する。CST発現に基づくクラスタ分析は,生存,テロメラーゼ活性,細胞増殖およびゲノム安定性の違いを示す3つの癌クラスタを明らかにした。興味深いことに,TEN1ではなくCTC1とSTN1は共発現し,より良い生存と関連することを見出した。CTC1-STN1はCD8 T細胞とB細胞と正に相関し,癌免疫療法の外部データセットにおける免疫チェックポイント遮断に対する良好な応答を予測する。経路分析は,MYC標的がCTC1-STN1と負に相関することを示した。CTC1のノックアウトがc-MYCのmRNAレベルを増加させることを実験的に検証した。さらに,CTC1とSTN1はmiRNAとlncRNAによって抑制される。最後に,結合マップデータベースをマイニングすることにより,CSTを標的とする可能性のある多くの可能性のある薬剤を発見した。まとめると,本研究は,保護因子としてCTC1-STN1を例証し,癌におけるCSTの更なる機能的および治療的研究のための幅広い分子シグネチャを提供する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  遺伝子発現  ,  細胞生理一般 
引用文献 (46件):
  • AckersonS. M., GableC. I., StewartJ. A. (2020). Human CTC1 Promotes TopBP1 Stability and CHK1 Phosphorylation in Response to Telomere Dysfunction and Global Replication Stress. Cell Cycle 19, 3491-3507. doi: 10.1080/15384101.2020.1849979
  • ArmaniosM., BlackburnE. H. (2012). The Telomere Syndromes. Nat. Rev. Genet. 13, 693-704. doi: 10.1038/nrg3246
  • BarazasM., AnnunziatoS., PettittS. J., de KrijgerI., GhezraouiH., RoobolS. J., et al (2018). The CST Complex Mediates End Protection at Double-Strand Breaks and Promotes PARP Inhibitor Sensitivity in BRCA1-Deficient Cells. Cel Rep. 23, 2107-2118. doi: 10.1016/j.celrep.2018.04.046
  • BhattacharjeeA., WangY., DiaoJ., PriceC. M. (2017). Dynamic DNA Binding, junction Recognition and G4 Melting Activity Underlie the Telomeric and Genome-wide Roles of Human CST. Nucleic Acids Res. 45, 12311-12324. doi: 10.1093/nar/gkx878
  • CabritaR., LaussM., SannaA., DoniaM., Skaarup LarsenM., MitraS., et al (2020). Tertiary Lymphoid Structures Improve Immunotherapy and Survival in Melanoma. Nature 577, 561-565. doi: 10.1038/s41586-019-1914-8
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